こんにちは。
人間関係改善コーチ 吉田淑恵です。
先日の記事に対して、
とても多くのメッセージをいただきました。
どうもありがとうございます。
今日はもう一段階、掘り下げて。
「幸せ=心が自由である」
というのは、どういう状態か?
ということを考えてみました。
記事の中でのキーワードで
『私たちには刺激に対して
反応を選択する自由がある。』
というものがあります。
刺激に対しての反応?
反応を選択する?
なんだかピンときませんよね。
ごく簡単に言ってしまうと、
「ある事柄を見たときに、
どんな感情が生まれて
どんな行動をとるかを自分で選べる」
ということ。
行動を自分で選ぶことって
わりと実感できると思います。
「どうしても断れなかったんだよ〜」
とか、
「どう考えても言える雰囲気じゃ
なかったのよ〜」
なんて言ったとしても、
断らない、言わないという
選択をしたのは自分です。
まあ、心底納得はできなくても
頭では理解できますよね。
それに対して、
自分で感情を選ぶのって
意外と難しいです。
感情って、自然と湧いてくるもの。
それを選択するってどうするの?
それは、
思考の枠組みを変えること。
メガネのかけかえです。
人は誰しも、かけていることに
気が付かないメガネをかけています。
そのメガネ越しに、世の中を見ています。
このメガネを『先入観』とか
『偏見』『信念』『思い込み』と言います。
このメガネを通して感情が生まれます。
例えば
電車で子どもが泣いているとします。
「こんな混雑する時間に
子連れで乗ったら、周りに迷惑だろ!」
というメガネをかけていると、
怒りの感情が生まれますし、
「子どもだから、泣くのもしょうがない」
「よっぽど大事な用事があるんだろう」
というメガネをかけていると、
怒りの感情は湧いてきません。
どっちの解釈をするか、
どっちのメガネをかけるかは、
自分で選ぶことができる。
これが、心が自由であるということ。
ちなみに、私は今
コインランドリーから書いています。
子ども部屋の模様替えついでに
毛布やらシーツやらを
まとめて洗濯&乾燥をしに来ました。
コロナでどこにも行けないので、
掃除がはかどりますね。
そして、
今このコインランドリーにもう一人、
電話をしながら愚痴っている
女性がいます。
その人、さっきから
「普通ならさ〜!」って、
何回言ったかな?(笑)
その『普通』が
私にとっては
全然『普通』じゃなくて(笑)
この「普通ならさ〜!」が
メガネそのものなんです。
パート先の
私と仲がよかったはずの人が、
あとから入ってきた人と
知らない間に
私よりもあっちと仲良くなって、
二人が同時にパートを辞めるらしい。
「普通ならさ〜!
店長よりも私に先に辞めるって
言うよね??💢」
「普通ならさ〜!
ランチとか行ってたの
隠さずに言うよね??💢」
うーん
私はそれはどーでもいいわ。
そのメガネ、しんどいよね〜
と思いながら、乾燥が終わるのを
待っています。