こんにちは。

人間関係改善コーチ 吉田淑恵です。

 

 

昨日に引き続き、気づきのシェア。



オオカミ少年のお話、

知っていますか?

 

 

ある村に、

ヒツジ飼いの男の子がいました。  

来る日も来る日も、

仕事はヒツジの番ばかり。  

 

男の子はあきあきしてしまい、

ちょっと

いたずらをしたくなりました。  

 

そこで男の子は、

とつぜん大声をあげました。 

 

「たいへんだ!

オオカミだ。オオカミだ」  

 

村人がおどろいてかけつけました。  

それを見て、男の子は大笑い。  

 


何日かして、

男の子はまた大声をあげました。

 

「たいへんだ!

オオカミだ。オオカミだ」  

 

村人は、

こんども飛び出してきました。  

男の子はそれを見て、

またもや大笑い。  

 

 

ところがある日、

本当にオオカミがやってきて、

ヒツジの群をおそいました。  

 


男の子はあわてて、

叫び声をあげました。

 

 「オオカミが来た!

オオカミが来た! 

本当にオオカミが来たんだよ!」  

 


けれども村人は、知らんぷりです。  

 


なんども嘘をいう男の子を、

だれも信じようとは

しなかったのです。  

 

そのせいで

村のヒツジは、オオカミにみんな

食べられてしまいました。  

 


このお話しは、

嘘つきはたとえ本当の事をいっても、

だれも信じてくれない事をおしえています。

 出典: http://hukumusume.com/douwa/betu/aesop/06/19.htm

 

 


イソップ物語のお話。


子どもの頃に、よく

「嘘ついちゃダメよ。

オオカミ少年みたいになるよ」って

言われましたよね。



確かに、嘘をついていると

信用されなくなります。



でもこれ、

村の羊が食べられちゃったのは


オオカミ少年だけのせいなのか?




人は誰しも、かけていることに

気が付かないメガネをかけています。



そのメガネ越しに、世の中を見ています。


このメガネを『先入観』とか

『偏見』『信念』『思い込み』と言います。




村人たちだって

「どうせアイツは嘘つきだから」

「どうせまた嘘なんだろ」

って、


思い込みや偏見が

あったんじゃないの?




少年は、

本当にオオカミが来たとき、

いつもと違う叫び方してたよね?



思い込みや偏見のせいで

そのサインを

見逃しているんじゃない?




そして私も。



「オオカミ少年のお話は

嘘をついたら信用を失うよ。」


「嘘をついてはいけません。」


というお話でしょ?という

『先入観』のメガネのせいで、



村人たちの先入観については

一切、考えが及ばなかった。



このお話は、小さな頃から

何度となく聞いてきているはずなのに。




そのくらい、『思い込み』って

無自覚な上に強固なんですよね。



このメガネは全員がかけています。


メガネをかけること自体は

悪いことではありません。



でも、どうせなら、

世の中が楽に見える

メガネをかけたいですよね。



試しに、かけかえてみませんか?




今日ね、

YouTubeを見ていたんです。


ロザンの菅ちゃんのメガネが

ステキだった。

https://youtu.be/VVhFH6QmjHU




子ども達の一斉休校。

悪い面ばかりが挙がってきますよね。



政府に批判的なメガネをかけた人が

たくさん発言しているように

感じられます。



そんな中でも、菅ちゃんは

一斉休校はよかったんじゃないか派。



今、卒業式などが自粛ムード。

やらない学校も多く、残念です。



でもこれ、

全国ほぼ一斉にやらない方向だから

まだいいかもしれない。



もし、一斉休校ではない状況で

ある子どもが感染したら?

 


感染者が出た学校だけ、

卒業式は中止ってなったら?



きっと感染者は特定されてしまう。



本当は、その子は

どちらかというと被害者なのに、

 

加害者のように言われてしまう。



その子の背負う十字架は

大きすぎない?



だから、一斉休校で

よかったんじゃない?と。





確かに!

私のメガネでは見えないことだった!



そう思うと、政府の対応も

違う角度から見えてくるし、


コロナ対策の休校も

少し納得できてきますよね。



これが、メガネのかけかえです。

簡単だし、楽になりますよね。