小5娘を病院に連れていったら
「アレルギーの検査をしましょう」
と、採血することになりました。
本人は半泣きになるほど
すごく嫌がっていて。
何がそんなにイヤなのか?
どうやら、この前学校での
集団健診のときの採血が
ものすごく痛かったんだそう。
「ゆっくり息を吐いていれば
大丈夫だからね。」
と採血室へ送り出したものの、
ちょっと心配しながら
待ち合い室で待っていました。
出てきたら一言。
「全然痛くなかったー!」
採血上手な人だったんだね。
よかったね~って
母は思っていたのに、
娘は違う分析をしていました。
痛くなかったのは
リラックスしてたから。
採血室には、たくさんの
『リラックスできる工夫』が
あったらしいんです。
まず、
椅子がソファみたいに
フカフカして、温かかった。
学校で採血をしたときは
椅子がとても冷たくて、
しかも
腕を置いている机も冷たくて、
体がぎゅーって縮こまってしまう。
縮こまって体に力が入って
余計に痛くなるような気がする、と。
それと、椅子の高さ。
ソファが低かったのが
すごく落ち着いていられた。
太ももとお腹が近い方が
安心するよね、と。
たしかに。
ソファの高さによって
患者さんを自然と楽な姿勢に
導ける。
おもてなしや接遇って、
精神的なものや
受け答えマニュアルで
スキルアップを狙うなど、
ソフト面に目が向きがち。
ソファや採血台などの
ハード面の見直しで
すぐに改善されて、
人のチカラによらない
接遇改善も視野に入れてみるのも
いいですね。