“勝つ”ってなんだろう?

“負ける”ってなんだろう?
 
 
そんなことを考えた日でした。
 
 
昨日は 私がサポーターをしている
セミナーコンテスト(通称 セミコン)の
Bブロック 代表決定戦でした。
 
代表戦 出場の6人
 
セミコンは全国各地で
開かれていますが、
 
Bブロックとされる地域では
今年一年間で、
名古屋で3回、浜松2回、
四日市で1回。
 
 
この地方大会の優勝者6名から
2月に開かれるグランプリ大会に
進出できる一人を決めます。
 
 
 
コンテストなので、
勝ち負けが決まるんですよね。
 
 
グランプリへの切符を
手にできなかった出場者さん達、
 
とても悔しい思いをしたのだと
思います。
 
 
 
“思います。”というのは、
私は地方大会で2位になったとき
 
実はあまり悔しくなかったんです。
 
 
なんせ
優勝者がぶっちぎりだったし、

 


出場順を決めるくじ引きで、

くじを引いた瞬間に
2位だなって思っちゃったんです。
 
くじを引いた瞬間です。右は優勝したあすか先生。
 
セミコンの出場者は、
出場順をきめるためにくじを引きます。
 
くじには順番は書いてなく、色だけ。
 
そして
その色には、“色言葉” があって
その色言葉を教えてもらいます。
 
 
 
わたしが引いたのは緑。
そのとき言われたのは、
「緑の色言葉は『未来』」。


わたしのセミナー内容の
メインメッセージは
 
「子どもの未来のために
子どもには失敗をさせよう」
 
「失敗からの方が学びが多いはず」
 
 
 
ということは、
未来のために 
優勝しないんだろうな。

と思ったんです。
 
 
だから、結果が2位だったとき
悔しくなかったんですよね。
 
 
 
くじ引きの前までは、
優勝したいと思っていました。
 
 
そりゃ、出るからには
優勝しなきゃ!
 
 
40年以上、
勝つことをヨシとしてきた
人生だったので。
 
 
 
勝つことにも、
もちろん価値はあります。
 
 
でも
勝つこと 《だけ》 が
いいことではないんだ
 
ということが肚落ちした、
 
それがわたしがセミコンに出た
意味だったように思います。
 
 
なぜ肚落ちしたのか。
それは、そのあとの展開にありました。
 
 
 
それから約一年、
どんな変化があったのか。
 
 
明日の記事 『続・勝ち負けは重要なのか?』 へ続きます。