おととしのクリスマスに

娘のためにサンタクロースが

持ってきてくれた本。

 

 

 

先日の合宿コンサルでも

ここに書かれていることと

同じことを聞いたので

 

再読してみました。

 

 

 

この本には

77もの寓話が載っていて、

 

今回聞いたのは

「№17 大きな岩と小さな岩」 

 

どんな話かというと。

 

 

 

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教授が学生たちに話しています。

大きな壺を教壇に置きました。

 

 

その中に一つ一つ、

岩を詰めていきます。

 

壺がいっぱいになったとき

学生に

「この壺はいっぱいか?」

と聞きます。

 

 

学生は「はい」と答えます。

 

 

「本当に?」

といって、教授は

岩のすき間に

砂利を流し込みます。

 

「この壺はいっぱいか?」

 

 

砂利のすき間に

砂を流し込みます。

 

「この壺はいっぱいか?」

 

 

砂のすきまに

水を流し込みます。

 

 

 水で壺がいっぱいになったところで

 

 

「僕がなにをいいたいのか

わかるだろうか?」

 

 

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と、こういう話です。

 

 

どうですか?

あなたは この話から

何を受けとりましたか?

 

 

 

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この壺から、

一旦

全部取り出したとして。

 

 

順番をバラバラに

詰め込んでいったら、

 

全部は入りきらないですよね。

 

 

 

先に

砂や砂利を入れてしまうと

大きな岩は入らない。

 

 

 

この壺は、

あなたの持っている時間です。

キャパシティですね。

 

 

持ち時間は決まっているので

やれることの量には

限界があります。

 

 

この壺に入るのは

“あなたがやれること”

だと思ってください。

 

 

 

大きな岩は、

あなたにとって重要なこと。

 

砂利は、

あまり重要ではないことです。

 

 

 

 

ところで。

 

あなたが時間とパワーをかけて

今やっていることは

 

岩ですか? 砂利ですか?

 

 

 

今、

岩だと思って詰めている それ、

 

本当は砂利だったりしません?

 

 

 

やめたいけど 

やめられないって

イヤイヤやっている それ、

 

あなたの人生にとって

大きな岩ですか?

 

 

 

 

私はその昔、

手元にお金が必要で

パートをしていたことが

あります。

 

 

 

目標金額を稼いだ後も

8ヶ月も続けていました。

 

 

その場は

安心安全ポジティブな場とは

言いがたく、

 

 

体力も消耗するし、

時間の自由もないし、

 

 

この作業が

私のスキルアップにつながるとは

とても思えないまま、

 

 

それでも

辞めずに続けました。

 

 

 

メリットがゼロでは

なかったので、

砂とは言わないけど、

 

私の人生においては

砂利ですね。

 

少なくとも、岩ではない。

 

 

 

それでも続けていました。

 

 

 

 

なぜなら。

 

 

「辞められない」と

思い込んでいたから。

 

 

 

パートをしてお金をもらうしか

方法がないと思い込んでいたし、

 

 

始めたのに

半年以内で辞めちゃうなんて

ダメだと思い込んでいました。

 

 

 

結果的には

お金を得る方法は 考えたら

いくらでもあったし、

 

 

私が短期でパートを辞めたって

そんなこと、

だれも気にしないのにね。

 

 

 

砂利だと気づいて

岩を入れ出してからの方が

とても気持ちよく

生きています。

 

 

 

 

はじめの一歩として

まずは

“しょうがないからやっていること”

について 考えてみる。

 

 

 

これは、岩か? 砂利か? 砂か?

 

それ、本当? 本当に岩?

 

 

 

 

思い込みがはずれるには

新しい“考える切り口”が

必要です。

 

 

 

その 新しい切り口を

得る方法が、

 

本を読むことだったり、

コンサルティングだったり、

コーチングだったりします。

 

 

 

 

壺に砂利が入っている状態では

岩は入らない。

 

 

一旦、壺から砂利を出して、

 

どれが岩かを見つめ直して、

 

砂利を入れることを止めて、

 

 

 

岩、入れませんか?