あなたは
自分では全く気がつかない、
 
予想だにしないところで
相手を怒らせてしまったことって
ありませんか?
 
 
 
私は先日、受講生さんに
ものすごく怒られてしまいました。
 
 
はじめは相手が
どうして怒っているのか
さっぱり分からず。
 
 
でも、
とにかく怒っている
ということはわかった。
 
 
 
まずは
「お話を聞かせてください」と 
 
何について 
そんなに怒り心頭なのか
 
聞いてみました。
 
 
 
 
その受講生さんは
 
「私と受講生さんとの間での
約束が守られなかったこと」
 
に腹を立てていました。
 
 
 
その点については、
私は説明をしたつもりでした。
渡した資料にも書いてあるし。
 
 
でも、
相手は、私の説明とは
違うように捉えていて、
 
誤解が生じていました。
 
 
 
約束を破られた!ムキー
 
陰に隠れてコソコソと!ムキー
 
先生には裏切られた!ムキー
 
もう研修を受けたくない!ムキー
 
他のみんなも、
研修をやめたいって言っています!ムキー
 
と、カンカン。
 
 
 
 
さて、このようなとき、
一番“してはいけないこと”って
 
なんだと思いますか?
 
それは
 
 
素早い対応です。
 
 
たとえば
お客様に怒られたとき、
恋人に怒られたとき、
 
なんとか
いち早く関係を修復しようと
 
駆け回ったり
飛んで行ったり
バタバタしがちですよね。
 
 
 
予想外に
怒られてしまったときって、
 
人は平常心ではありません。
 
 
 
そんな
ドキドキあせるドキドキあせる
ヤバいあせるヤバいあせる
どうしよう汗どうしよう汗
 
ってなっているアナタは、
正しい判断はできません。
 
 
 
怒られそうだな、って
想定しているときに
怒られるのとは
 
心の持ちようが
まったく違うのです。
 
 
 
また、相手も沸騰中です。
 
 
カンカンに怒っている状態で
相手もまた平常心ではありません。
 
 
 
そんな状態で
「お互い冷静に話し合いましょう」
なんて、無理です。
 
 
 
そして、
相手が折れようとしたとき、
 
 
激怒してしまった手前
すぐに
「はい、わかりました」
とは、言いづらいのです。
 
 
 
だから、お互い
クールダウンする時間が
必要です。
 
 
だからまずは、
事情を聞いて、
「嫌な気分にさせてしまったこと」は
謝ります。
 
 
そして
そのあとは
結論をその場で出さず、
 
「後日、ご連絡します」と
一旦、持ち帰りましょう。
 
 
自分もクールダウンして、
冷静に考えられる状態を
取り戻したら
 
自分も相手も納得する着地点を
探しましょう。
 
 
 
そのほうが
結果的に誠意のある対応が
できます。
 
 
 
慌てない 慌てない。
ひと休み ひと休み。