仕事をはじめてみて
しばらく経つと、

ちょっとずつ
その仕事の内容がわかってきます。


その仕事の“さわり”を知ると、
「あんまり向いていないかな…」
と不安になることがありますよね。



はじめてみた仕事が
自分に向いていないかも?と
思っているあなたへ
質問です。



あなたは、溶接は好きですか?


うちの当時小2の娘が
インフルエンザで
自宅療養をしていた時のこと。


幸い、
発熱した翌日には熱も下がり、
わりと軽く済みました。


その時の
「元気になったら、
何がしたい?」の答えは


「溶接!」


え?溶接?
あの溶接?



そうです。あの溶接。


たまたまテレビの
DIYを紹介するコーナーで、
溶接をやっていたんです。


その直後には
「マグロ釣りたい!」とも。


それも、
その日にテレビで
マグロ釣りが映っていました。




娘が、

溶接をやりたい!
マグロを釣りたい!

なんて思っていること、
初めて聞きました。



当たり前です照れ


娘は
そのテレビを見るまで、

溶接のこともマグロ釣りも
その存在すら知りませんからね。


 
当然のことですが、
知らないことには興味は湧きません。


おそらく、
やりたいことが
溶接やマグロ釣りなんて
小2女子は
一握りでしょう。


だって、
小2女子のほとんどは、
溶接もマグロ釣りも
知らないんだもん爆笑



判断するということは、
知っているものの中からの
選択をすることなんです。



知らないから
選択肢に入らない。


だから
判断の幅を広げるには、
選択肢を増やすしかない。



たくさん見て聞いて
体験していくことが、

自分のやりたいこと
自分に向いていることを
みつける近道なのです。



経験のシャワーを浴びてください。

あなたはまだ
今の仕事での経験が少ないために
今の仕事について知っていることも
少ないんです。


今の仕事の中で
やりたいこと
向いていることに

出会えていない可能性が
あります。




そして、ここからが重要!

知っている
というだけで、
好きか嫌いかは
判断できません。



溶接は大好きですか?

マグロ、
どうしても釣りたいですか?



何かを経験する時、
はじめから
「すごくやりたい!」
という気持ちはなくても大丈夫。



私が読んだ本
『スタンフォード大学 
夢をかなえる集中授業』には、

はじめる時に情熱なんて、
なくていい。

とあります。



夢中になる・熱中するのは、
ある程度やってみてから。


やり進めていくうちに、
それが面白くなってきたら、
そこに情熱が湧いてくるのです。



好きなこと
ワクワクすること
自分に向いていること
をみつけるには、

ある程度やってみること。


この《ある程度》が大事。


好きか嫌いか、
わかるまでやってみる。


ちょっとやっただけでは、
自分がそれを好きか嫌いかは、
わからないのです。



そのことの
面白さがわかるまで
やってみる。



そうすると
わくわくすること、
自分の強み、
向いていることが見えてきます。




いろいろなものに触れて
“選択肢”を増やし、
少しでも興味の沸いたものを
経験してみる。


そして、
面白さがわかるまでやってみる。


はじめからMAXで
わくわくしていなくてもいいのです。




仕事なんて
辞めるのはいつでもできます。


辞める前に、
おもしろさがわかるまで
どっぷり
浸かってみませんか?