先日、
セミナーコンテスト名古屋大会
(セミコン名古屋)の
オフィシャルサポーターのための
研修会に参加しました。
研修タイトルは
『セミコン出場者の創造力を引き出す
教えない指導法』
セミコンのオフィシャルサポーターは
卒業生の無償ボランティアです。
運営に関わっても、
お給料も交通費も出ません。
なんでそんなことをしているの?
と、よく聞かれます。
答えは単純。
楽しいからです。
なにが楽しいのかって、
“この場に身を置くこと”
つまり、
この場の“空気感”を
楽しんでいるのです。
セミコン名古屋のサポーターは
《安心安全ポジティブな場》を
体現しています。
私の
人が辞めない職場づくりのための
コミュニケーション研修の中でも
大切にしている
《安心安全ポジティブな場》
とは、
批判されたり、仲間外れにされたりしない
安心して失敗できる場です。
そんな場で
ちょっとだけ背伸びをしてみる。
これがチカラを伸ばす
最大のポイントです。
失敗しても大丈夫な場所で
ちょっとだけ チェレンジしてみる。
そして、毎回新しい発見があり
一歩ずつ成長していく。
それが、セミコン名古屋の
サポーター活動なんです。
では、このセミコン名古屋は
どのようにして
《安心安全ポジティブな場》を
体現できているのか。
それが、
教えない指導法です。
講座の内容は公開できませんが
私が講座を受けた その学びを
シェアしたいと思います。
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教えない指導法、
一言で言うと
「アドバイスをしない」。
なぜなら
アドバイスをしてしまうと
自分で気づけなくなり
モチベーションが下がるから。
たとえば、
めいろをしていたとして
「つぎ右ね」
「次は左だよ」
「え?そこ曲がる?」
「そっちは違うでしょ!」
「もうすこしスピードが欲しいよね~」
なんて、横から言われていたら
もう!うるさい!
もうやめた!
ってなりますよね。
自分で考えるから!
自分で行き先決めるから
先に答えを言わないで!
って思いませんか?
相手のために
良かれと思って助言しているのに
実はそれが、
相手のチャンスをうばっているのです。
そしてさらに、
アドバイスをしてしまうときは
知らず知らずのうちに
相手の《成長力》を
信じていないときなのです。
現状をフィードバックとして伝えて
あとは
相手の気づきを 信じて待つ。
これが、教えない指導です。
また、
あまりにアドバイスが多い場は
《安心安全ポジティブな場》
とは言えません。
失敗するたびに、
アドバイスという名のもとに
ダメ出しをくらっていたら
だんだん、
チャレンジできなくなるのです。
この場が
《安心安全ポジティブな場》
だと感じられなくなって、
信頼関係が薄れた状態で
さらに
アドバイスをもらい続けると
たとえ
アドバイスの内容が
的確だったとしても
「なんでアナタに
そんなこと言われないと
いかんの?」
と、受け入れられなく
なってしまいます。
アドバイスに必要なことは
求められていること
信頼関係があること。
成長を促すのに必要なことは
相手の気づきを 信じて待つ。
人はだれでも
自分で成長するチカラを
持っています。
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第35回セミナーコンテスト名古屋大会
オブザーバー(見学者)募集中です。
お申込み・詳細は 公式ページへ
http://personal-brand.jp/seminar-contest/nagoya/
セミナー講師の甲子園!
「セミナーコンテスト」とは、
セミナー講師を目指す人を対象に、
自分の体験をもとにオリジナルセミナーを作り、
1人10分で発表し順位を競いあうイベントです。
オブザーバーも採点をします。
見学するだけで、
セミナーつくりの基礎が学べます。
また、コメンテーターさんも豪華!
セミナー後の公開コンサルのような
コメントも楽しみの一つです。
日時:2019年11月9日(土)
13時~17時(12時30
会場:IMY会議室8階 IMYホール
オブザーバー定員:100名
お申込み・詳細は 公式ページへ