さて、先日の記事
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の続きです。
このイベント
に参加するにあたって挙げた
3つの目的
“1アクション3ゴール”の
2つめのゴール、
②
グループウエアを実際に見て、
今参加しているNPOでの
情報共有に使えそうか検討したい
の振り返りをします。
サイボウズの主力製品である
グループウェアは、
個人情報とインサイダー以外は
なんでも だれでも見られる
情報の共有を簡単にするための
ソフトウェアです。
実際にソフトウェアを
触らせてもらって、
案内の方に
やりたいことを伝えたところ
かなり使いやすい!
“かゆいところに手が届く”
感覚がありました。
これは使いたいな。
しかも価格も
NPOで使うなら
300人まで 年間9,000円と
かなりお値打ち。
利用する方向で考えたいな
という結論です。
そして、
この設定したゴールには
もう一つ大きな気づきが
講演の中にありました。
これに参加する前日の記事
のなかで
主体的に動けていないな、
と感じる部下には
原動力となる情報が足りない
と書きました。
その翌日、
まさにこれと同じことを
講演中に聞くことになるのです。
あまりのシンクロ具合に
震えました。
講演では、こんなことを話されていました。
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なぜ情報共有にこだわるのか。
それは、
情報を持っていないと
疑心暗鬼になってしまうから。
あの人は何をしているんだろう?
私が仕事している間に遊んでいるのか?
もしかして、私ばっかり損してないか?
知らないと憶測ばかりで
およそ
安心安全ポジティブな職場からは
ほど遠いものになってしまう。
安心の風土があるから
チャレンジできるのであって
不安で危険でネガティブな職場なうえに
情報を持っていないのに
主体性を持つなんてムリです。
そして、情報を開示してあれば
勝手に気づいて
勝手によくなっていく。
みんなが主体的に
動けるようになります。
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その通りだなって思いますね。
自分が考えていたこと、
研修でお伝えしていたことは
間違っていなかった!
と再確認しました。
ただ、一つだけ疑問が。
そんな状況の中でも
自分から進んで動いている人って
いますよね?
何が違うのか?
キーワードは
自主的・自主性
主体的・主体性
だなと思い、辞書で調べてみました。
じしゅてき【自主的】とは
( 形動 )
他人の干渉や保護を受けず、
自分から進んで行動するさま。
「 -な運営」 「 -に活動する」
一方、
しゅたいてき【主体的】とは
( 形動 )
自分の意志・判断によって
行動するさま。自主的。
「 -に判断する」
どうやら違いは、
自主的とは、
やることが決まっていて
それを言われる前にやる
主体的とは、
どうやるのか、
一旦自分のジャッジが入る
ことにありそうです。
学生時代は、自主性って
優等生のキーワードだったと
思います。
たとえば
宿題で自主学習って、
我が家の娘たちには
毎日出されます。
自主勉ノート 1ページ。
やることが前提です。
「自分で足りないところを
言われる前にやりなさいね」
という宿題。
それを、
「なぜその宿題が出ているのか」
「自分にとっての優先順位はなにか」
「現状で目標達成しているので、
この宿題はやらなくてもよい」
って、主体的に考えて
やらないっていう判断をすることは
許されないのです。
たとえ情報量が少しでも、
“何をやればいいのか”さえ
指示があれば
自主的に動くことはできるのです。
でも、それ以上の情報がないと
判断材料がないので
主体的に動くことはできないのです。
チャレンジとは主体的なものです。
主体的なチャレンジのできる職場、
ここにいれば夢が叶えられそうだ
と思える職場にするには
情報共有が必要なのです。
あなたは
自主的でありたいですか?
主体的でありたいですか?
あなたの職場のスタッフは
自主的ですか?
主体的ですか?