冬来たりなば春遠からじ
| 【読み】 | ふゆきたりなばはるとおからじ |
| 【意味】 | 冬来たりなば春遠からじとは、今は不幸な状況であっても、じっと耐え忍んでいれば、いずれ幸せが巡ってくるというたとえ。 (故事ことわざ辞典より)
私が初めてこの言葉を知ったのは 「エースをねらえ!」という漫画で、
主人公の岡ひろみが 恩師・宗方コーチを亡くして 海辺で歩くカニ(だったと思う)を見ながら ただ泣いている時に お父さんがこの言葉をひろみにかけていた、という場面で
涙なしには読めない所なので こうして書いている今も思い出し涙が出そうなのですが
こんな冬の日 また、落ち込んでいる時
時々この言葉を思い出します。 春が近づいているから、今冬なんだなぁ。
そんな時に聴きたくなる曲。 ビバルディ 「四季」より 冬 第二楽章
「四季」の冬。 第一楽章は冬の厳しさの荒々しい感じがしますが
こちらの第二楽章は部屋で暖炉にあたりながら 聴きたくなる感じですね。
ゆらゆら揺れるイスに座っているおばあさんが 編み物をしているような様子も浮かびます。
今は大寒に向かって一番寒さ厳しい時季ですね。 でもそこを越えての春が楽しみだな。
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