椎間関節の障害によって起こるもので、いわゆる腰の捻挫です。
症状として多くは腰の下の方が痛みやすかったり、両側性の痛みは少なかったりします。
主に腰を後ろに反らしたり捻ったりした時に痛みが出やすい疾患です。
椎間関節(背中の中央より横2センチほど外側)の深い押圧で痛みが出ることが多く、急性の椎間関節性腰痛はいわゆるギックリ腰として発症します。
一般には、重いものを持ち上げたり、急に体幹を捻ったりすることが引き金となることが多く、こうした動作によって関節包や勒帯が傷つき痛みとともに炎症が生じます。

この椎間関節をつくる関節包や関節軟骨部には、多くの知覚神経が分布しています。そのため、椎間関節に炎症性変化が生じると、これらの知覚神経を刺激して直接腰部の疼痛を発生させます。
これが、椎間関節症におけるギックリ腰の仕組みです。
また、ギックリ腰による炎症を何度も繰り返すうちに、関節周辺には瘢痕組織(はんこんそしき)が形成されていきます。
瘢痕組織とは?
~皮膚や筋肉が損傷から治癒する過程の組織、固くコリコリしている。
こうして柔軟性と滑らかな動きが低下した関節は、弱化していくなかで慢性的な椎間関節性腰痛へと移行していきます。
