化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合」(IUPAC)は、現在公式に認めている元素の中で最も重い112番元素を「コペルニシウム」と命名したと発表した。
15~16世紀のポーランドの天文学者で地動説を提唱したコペルニクスにちなんだ名前で、元素記号は「Cn」となる。
15~16世紀のポーランドの天文学者で地動説を提唱したコペルニクスにちなんだ名前で、元素記号は「Cn」となる。
112番元素はドイツの重イオン研究所の研究チームが96年、加速器で原子同士をぶつけて合成した。
非常に不安定なため自然界には存在せず、寿命は1000分の1秒。
112番より重い元素は、日本の理化学研究所のチームが合成に成功した113番を含め、118番まで報告されている。
(毎日新聞)
こんな報道がありました。
以前は、暫定的に ununbium(ウンウンビウム) と呼ばれていました。
ウンウンビウムとはラテン語由来の名称で「112番の元素」という意味。
ちなみに、日本化学会による正式和名は未決定という事らしいです。
学生さんの立場に立てば、この際わざわざ和名をつけなくてもいいと思うのですがどうでしょう??