↑実家の庭の山椒に実がなったので、粉山椒を使ってみることにしました。
(木になってるところ写真撮り忘れた。蚊がいるんだもん)
粉山椒、大好き!
味噌汁に入れると料理屋さんみたい。
浅漬けにかけてもすばらしい。
うなぎは当然ながら甘辛系のおかずには何でも合う。
最近は山椒ブームなのか、ホールの山椒も売っているようになりましたね。
でもなぜか、なかなか値段が高い。
作ったらかなりコスパ良さそう。
実家の山椒ですが、母は大阪人なのに実山椒の煮物はなぜか作らないので(そしてわたしもよく分からない)、去年の山椒の実はすっかり放置されて落ちてしまった。赤くなった山椒は噛んでも味がしなくて…。
「来年は青い山椒の実で粉山椒つくるか〜」と去年思ったんですよね。
↑35℃越えの猛暑日が続いたので、2日ほど天日で干したら乾いてこんなに開きました。
この黒いタネは味がないので、緑の果皮だけにします。
(ちなみに山椒の葉は干したら味が薄かったので粉山椒としてはムリでした)
↑長い戦いの後。
意外と取れないタネに苦戦…
ピロンと糸で繋がってる。
(タネはまん丸なのでコロコロ転がります)
老眼鏡も必要です。
↑ガッと握って両手のひらで揉むとタネが外れる(ものが多い)。
ツヤツヤのタネの表面はもろいので手が黒い粉だらけになります。ヤダー
果皮は硬い。ヤダー
ピリ辛成分はしっかり挽かないと出てこない仕様なので辛さがしみて痛いということはないです。
しかし、山椒のタネを外すのがこんなに面倒とは…!!
山椒の価格のほとんどはタネ外し代じゃないかと思うくらいには面倒。
取れないタネは一個ずつ爪で剥がす!くぅっ。
山椒やさんにはあつらえたいい機械があるんだろうな。羨ましい。
考え事をするにはもってこいの作業です。
↑タネを外した後、もう1日、天日干し(気温37℃!)。
カリカリです。人間は汗ダクの夏日だよ!
山椒はミカンの仲間なので陳皮(ミカンの皮の乾燥)的にしっかりしてるからか、陰干しじゃなくて大丈夫でした。オーブンで乾かす人もいるようです。
夜はシケると嫌なので室内へ取り込みましたよ。
↑完成。
電動に仕事を奪われた胡椒ミルが、いい仕事をしてくれました。
挽きたてのすばらしい香り!!
シビシビと痺れる辛さ!麻辣(マーラー)の辣(ラー)!
うーん、がんばった甲斐がある!
おうちに山椒の木がある方はぜひ試してね。