PDCAって良く耳にしますね。
仕事のやり方の手法です。
現場の改善でも使います。
P:Plan 計画する
D:Do 実行する
C:Check 評価する
A:Action 再度行動する
という循環のサイクルを言います。
これは改善案を実行する際にとても役に立つやり方です。
一度(一周)で終わらせず、ずっとぐるぐると回すのが理想です。
ピッキングミスの改善を例にしてみましょう。
<Planする>
みなで話し合った結果、ピッキング棚の配置を変えてみる事にしました。これまでは品番順に並んでいましたが、同じ品番で色やサイズが違うモノのロケーションを離してみる事にしました。
<Doする>
WMSの登録を変更してピッキングリストに表示されるロケーションを直しました。朝礼で作業者に変更になった事、ピッキングミス削減のために行う事を説明して開始しました。
<Checkする>
1週間やってみたところ、これまで週に10件ほどのピッキングミスがあったところ、4件と大幅に減りました。
効果はあったと評価しました。
<Actionする>
発生した4件の内容を調べたところ、ピッキング数量の間違いでした。
ロケーションの配置は関係ありません。
皆はこれから数量間違いを防ぐ改善案を考えていく事にしました。
「そりゃ出来過ぎだろう。作り話だろう」という声が聞こえて来そうです。
確かにこんなに上手く行く事はなかなか無いですね。
PlanからDoは出来ますが、CheckからActionがなかなか難しい。
Checkで結果が見えなかったり、効果が出ない事もしばしばあります。
Checkで評価は出来ても次のActionに繋がらず、そこで尻切れトンボになってしまう事がままあります。
根本のPlan自体がなかなか出来ないという事もあるでしょう。
皆さんの知恵を持ち寄って、あまり意気込まず、ある程度の時間をかけてやるのが良いのではないでしょうか?
PDCAサイクルが上手く回っていくと良い現場になっていきます。
さてさて物流現場に関するネタが尽きました。
一旦ここでブログ更新をお休みします。
またネタが溜まったら投稿します。
お付き合い頂いた方々、いいねを押していただいた方々、どうもありがとうございます。
ではしばらくご機嫌よう。