今回は心臓の再手術のお話。

 

前回、今回と ここに綴る理由は

不整脈とは全く違う症状に不安を感じ

検索されてこのブログに来て下さる方がいるからです。

 

 

自分の意志に関係なく

突然やってくる激しい動悸に、

不安が募ったり、人生に絶望したり

私は長い間、闇の狭間にいました。

 

 

今回は手術までの経緯を綴らせていただきます。

症状に悩まれている方の参考になれば幸いです。

 

 

前回の症状や流れをサクっとご説明

①症状はほぼ毎日、心拍が160~200という激しい動悸で、一人で出かけることが不安。1日中寝ている事が多い日常に。
この状態が15年間続いていた。

②救急搬送→検査→【発作性上室頻拍】という病名が分かる。

③2019年、部分麻酔でアブレーション手術。術中の痛さに耐えられず、医師も不安を残しながら終了。→経過観察へ。

④半年後、頻拍が再発。

⑤再手術を検討していたが、夫の転勤が重なり手術延期。
 

⑥動悸の回数が多くなり、症状が重くなってきたため、2020年11月末に再手術。

 

※人間には微量な電流が流れています。

もちろん心臓にも。


本来、正常に流れている電流ですがストレスや生活環境や遺伝により、電流が違う経路を辿り、いたずらし始めるようです。

 


通常は「一時的な不整脈」

という形ですぐに収まりますが、


 

・すぐに動悸が治まらず、2~8時間以上、

継続的に動悸が発生

・心拍が160~200という状態が続く

・運動や気候、ストレスに関係なくリラックス時でも動悸が始まると、すぐに治まらない

上記の症状がある場合は、私の様な病気が疑われます。

(検査しても正常と言われるケースがありますので、可能であれば動悸時に、周りの人に協力してもらい、病院で心電図をとってもらいましょう。)

 

 

1回目の術後の経過を観察していた医師から

①発作性心房頻拍 + ②発作性心房細動

の2つが疑われていました。

 

 

何故かというと、動悸時のリズム(頻拍)が2種類存在していたからです。

頻拍時に、私自身もそれは感じていました。

 

 

①の発作性心房頻拍は、前回手術した付近

②は心臓の裏側の付近の可能性が高い

 

手術の内容は、

全身麻酔のアブレーション手術。

今回は、表側の心臓だけでなく

背中側の心臓も見る為、

前側の心臓と裏側の心臓の間にある壁に

アブレーションを通して手術するということでした。

 

11/5~からイグザレルト錠を毎朝1錠づつ飲むことに。

 

イグザレルト錠

心房細動の手術時になるべく血液が固まらないようにするお薬。

心房で血液が固まりやすくなっている状態を改善することで、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)が起こるのを防ぎます。
この薬での食事制限は一切ありません。(薬によっては大豆などがダメな場合もあります。)


ただ、ケガをすると血が止まりにくい、

ということと、

私の場合は、月経が重くなったり、長引いたりしました。

生理用品が倍以上必要になってしまい、

急いで買い足しました(;・∀・)

 

その後、CT検査、MRI検査、

心電図検査を行い、

2020年 11月月末頃に入院しました。

 

 

入院1日目

・午後に病院入り。

そのままゆっくり過ごす。

 

 

入院2日目(手術)

・朝の食事は摂らず、

補助栄養水1リットルを時間内に飲み切る。
その間に尿管に管を入れ、手術時間まで待つ。

午後からの手術の為、昼食も無し、水も飲まない絶食状態になります。

 

手術室までは看護師に付き添われながら歩いて行きます。

(尿管が痛いw)
手術台にのって身体をテープで固定。

全身麻酔でも身体が勝手に動くのを押える為です。

 

おでこに、パッチセンサーみたいのを付けられる。

前回はなかったので驚いたんですけど、

全身麻酔して意識がなくなっても、脳波が落ち着かない限り手術しないそうです。

 

~手術開始~

3回ほど深呼吸したら、私は深い眠りにつきました。

4時間ほどで手術終了。

 

 

次回へ続きます。

 

 

次回は

アブレーション手術を始める時の状態

をお伝えします^^

 

 

 

 

現在は、経過観察中です。

4月に、一週間のホルダー心電図を着けて経過観察を行います^^

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2023年10月 経過観察を得て完治となりましたウインクキラキラ