【 甲子園のアイドル? 】



こんにちは。

高校野球ブログ書き始めました。

いのまさです!



第2回の今日はある一冊の本について書いていきたいと思います。





[ 敗北を力に! 甲子園の敗者たち ]

岩波ジュニア新書

著:元永友宏氏



甲子園好きな自分にはとって手に取ったと聞き、すごく響いた1冊です。





甲子園の敗者を題材として上げて、逆転負けや惜敗を経験した試合、選手の中から

スポーツナライター元永友宏さんが印象に残った6人の選手について語られています。







https://www.amazon.co.jp/敗北を力に-甲子園の敗者たち-岩波ジュニア新書-元永-知宏/dp/4005008569





【 Vol.1 荒木大輔 早稲田実業高校 】



荒木大輔さんは早稲田実業高校からヤクルトへ進み、引退後はヤクルトでコーチを務め現在では野球解説者を務めている。



みなさんが知っている甲子園のアイドルと言えば



横浜高校の松坂大輔投手

東北高校のダルビッシュ投手

早稲田実業高校の斎藤佑樹投手







このような選手が浮かぶと思います。





ですがそもそも、甲子園にアイドルという概念が出てきたのは、まさにこの荒木大輔選手からと言っても過言ではないとも言われています。



1980年の夏に1年生ながらピッチャーとして登板し、マウンドでは感情を見せることなく投げつづけ、またその端整なマスクと成績から野球ファンとくに女性ファンを虜にした。



もし荒木さんが甲子園に登場しなければ、高校野球が、これほど女性の目を集めることはなかったかもしれないとも言われている。





高校野球生活の中で、甲子園に出場できるチャンスは5回。

(1年夏、2年春夏、3年春夏)



実は荒木さん、その全てに投手として出場をし、甲子園で12勝5敗という成績を残した。





12勝もしてすごいという見方もできますが、甲子園で5敗した投手は荒木さんだけ。



つまり甲子園出たすべての年で優勝することなく負け投手になっている。



最後の年には強豪池田高校に2-14という大敗を喫した。







まさに



甲子園の敗者



なのです。





その後プロ入りし、甲子園のアイドルとして湧かせた荒木選手を一目見ようと球場には多くの女性ファンが。



しかし、なかなか結果が出ず、しまいには



客寄せパンダ



と批判を受けることもあったという。





ですがその批判に対しても、プロは結果が全て。数字を残すしかない。



荒木選手は練習を積み開幕投手(ほとんどがそのチームのエース)を務めるほどの投手になった。



また最終的にオールスターゲーム登板ややリーグ優勝、日本一にも貢献するなど活躍された。









その荒木さんが引退間際、最後に言っていたこと、



甲子園で勝てるのはたったの一校だけ、負けたことで何を手にするのか、それが1番大切なのです。



特に3年夏の最後の甲子園で、2-14という大敗を喫したことが投手としても人間としても成長させてくれるきっかけになったと。



甲子園で最後まで負けないのはたったの一校だけだから。





人生において自分も勝ち組になりたいと思うこともある。



でもその中で時に失敗をすることだっていくらでもある。



それをどうやって自分の力に変えるのか、成長するのか。



負けたことを力に変える。





甲子園好きだから出会えることができた、負けから学ぶことを知ることができたこの本。









次回は 

【 Vol.1 大西健斗 北海高校 】です。