涅槃からの特使、自在です。

 

 

 早速2回目の投稿から「時間」が開くという、状況の中(笑)こうして文章を書き始めている訳ですが、こうして皆さんと文章という表現を通してコミニケーションが取れる現代社会に大変感謝しております!

 

 

ありがとうございます

 

 

ところで、皆さんは「ワープ」と言う言葉はご存知でしょうか?

 

 

 

 

ひずみ。ゆがみ。ねじれ。SF等で宇宙空間の歪みを利用して瞬時に目的地に達する事。瞬間移動。心が空間や時間を瞬時に移動すること。遠くのものや場所に思いを馳せる事ー。

 

 

などの記載がありますね。

 

 

 ブログのタイトル「Time Warp」を見て、ドイツの老舗Technoイベントを思い浮かべる方がいるかも知れませんし、SF映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い浮かべる方なんかもいるかも知れませんね!最近ではマーベル・スタジオの作品を思い浮かべる方も多いかも知れません。(ちなみに私の自我は踊る事が大好きです!音楽と自分が一つになる感覚が堪らんのです)

 

 

 この「ワープ」と呼ばれる概念、実は私体験した事があるんです!

 

 

皆さんは「瞑想」ってした事がありますか?瞑想も人それぞれ様々なイメージが浮かぶかと思いますし、何種類もいろいろな瞑想方法がある事もその原因かも知れません。主な瞑想は2種類あり「サマタ瞑想」と「ヴィパッサナー瞑想」で、他の瞑想方はこの二つの派生とされています。

 

 私が頻繁に取り組んでいた頃に実践していた瞑想は「ヴィパッサナー瞑想」と呼ばれるものです。

 

 

 この瞑想というものは覚醒のための補助輪として非常に強力です。あくまで補助輪なので瞑想をやってれば覚醒して真理に至るなんて事はないと思います。(これは、私もある程度真理への理解や気づきが起きてから気づいた事です)

 

 この「ヴィパッサナー瞑想」は、ヴィパッサナー=「観察する」という意味があり、また「分けて観る」「物事をあるがままに見る」という意味があるそうです。そしてこの瞑想の目的としては、

 

 

 いま、ここに在る自分に気づく、気づいている状態に在る

 

 

 ことです。やり方としてはまず、静かに、落ち着く事です。例えば、テレビやパソコンやスマホも無い、うるさい車の騒音や市街地の屋外ビジョンのCMも無い、自然の中や公園に居ると心が落ち着いて、頭の中のゴチャゴチャうるさい思考も鎮まり景色の美しさに見惚れて穏やかに静かにしている自分を体感された事が皆さんもあると思います。私達は口で話さなくても、見たもののイメージやそのイメージが持つ印象、自分の持つ観念が連想ゲームのようにどんどん頭の中に浮かび、気がついたらその思考や観念に意識がべったりと一体化してしまって、あたかもそれが自分自身だと錯覚してしまうのです。そのゴチャゴチャとうるさい思考も静かにしなければ、本当に静かにした事にはなりません。

 

 

そして、環境、身体、頭、が静かになった後は「呼吸」に意識を向けます。口や鼻のあたりに意識をむけ出ては入る息(空気、酸素)とその呼吸を観察します。吐く、吸う、吐く、吸う、、、

 

 

そして、そこに「ラベル」を貼っていきます。どういうことかと言うと「ヴィパッサナー瞑想」は「あるがままに観る」事が目的なので、自分のいまの状態、呼吸をしている自分に気づく為に「吸っている」「吐いている」と「いま」の状態に名札をつけていくのです。

 

 

暫くすると「吸っている」「吐いている」「吸っている」「吐いている」と呼吸に意識していても、色々な考えがや観念が浮かんでくると思います。

 

 

「足痒くなってきた、、、」「こんな事やってて良いのかな、、、」「あいつ宗教にはまってるとか言われないかな、、、」「そういえばこの間飲み会であった人素敵だったな、、、」「あ!シャネルの新作めっちゃ良いから次の飲み会で着ていこう!」「早く予約!予約!あーーー!!給料日前で金ないわーー!」

 

 

 最初はこんな感じだと思います(笑)私なんか数十秒置きに時計で何分経ったか確認してました(大笑)

 

 

でも、この瞑想は「あるがままに観る」事が目的なので、呼吸の「吸っている」「吐いている」以外にも名札を貼ることに意味があります。だから「吸っている」「吐いている」以外に意識が向かったから、一概に駄目だ!という訳でも無いんです。

 

 

 もし何か想念や観念、イメージ、映像がが浮かんでも、「想念が浮かんだ」とラベルを貼るんです。そして、また「吸っている」「吐いている」と呼吸に意識を向けて何も頭に浮かばせない状態に戻し繰り返します。そしてこの「ラベル貼り」に慣れてくると、歩くヴィパッサナー瞑想も出来てきます。そのままですよね。ゆっくりと歩を進めて「右足を上げた」「右足を地につけた」「左足を上げた」「左足を地につけた」の繰り返しです。

 

 

 これを最初は5分から、10分、15分と時間を伸ばしていけば良いのです。気功、気(エネルギー)の世界の観点から言うと人間の体内を流れる「気」は19分弱で体内を一周するそうです。私も最初は20分の瞑想時間を目標にしていました。慣れてくると思考が少なくなるので本当に頭がスッキリして爽快な気分になります!そして段々と日常生活にも影響が出てきて「あるがままに観る」事が自分に浸透されてくると今まで自分がどれだけ意味の無い、他人から植え付けられた観念や勝手に湧いてくるイメージ、自分の周りの物事を見て勝手に意味づけし、勝手に怒ったり、悲しんでいたのか、よーっく見えてきます。自分の思考を観察する、内観する癖がつくんです。無意識に起こる想念とべったり一体化していた自意識が思考や想念から切り離されてくるんです。それがこの瞑想の目的です。

 

 

 そして前述したワープ体験は私がこのヴィパッサナー瞑想を始めて慣れてきた頃に起きました。多分2009か2010年頃だったと思います。当時ヴィパッサナー瞑想にだんだん慣れてきて、思考や想念がポコポコ浮かびながらも、ラベルを貼りつつ、呼吸に集中でき始めていた頃です。休みの日だったと思いますが、遅めに起床して、朝の9:00か10:00頃だったと思います。顔を洗って、良い感じに瞑想を始めて「吸った」「吐いた」「吸った」「吐いた」と繰り返しいつもの様に、想念が浮かんでは「想念が浮かんだ」周りの環境音が気になっては「物音に気が向かった」などと言った具合に瞑想を続けていました、そして集中が切れて「時間どのくらい経ったかな?」と目を開けると、なんか家の中が暗いんです(笑)え!?なんだ?と思って外に目をやると真っ暗なんです!訳がわからず、ちょっと混乱して、そうだ、と時計に目をやるとなんと夜中の3:00だったのです(笑)初めは、え?3:00?6時間も経ってたの!?まさか!と思いきや、16〜17時間も経っていたんです!!こんな経験は後にも先にもこの時だけでした!この後は瞑想していてもこんな経験は起こった事はありません。本当にワープした感覚になってしまって、物凄く驚いて衝撃的だった事を覚えています!SF映画の「コンタクト」状態です!(映画ネタちょいちょい出ますが映画も好きで結構観てました(笑)この時に断食をして6、7日目だったので、あまりお腹が空く感覚が無かったのも手伝ったのかも知れません。

 

 

 最近では量子物理学と仏教や覚者達の世界観が近いと言われていますが、私にとって正に「時間は幻想」を体感した出来事でした。

私のワープ体験はさておいて、今回の記事でご紹介した「ヴィパッサナー瞑想」はとてもお勧めです!覚醒や気づきや悟り等へ興味が無くても頭の中がスッキリする感覚はとても心地いいと思います!(その心地良さに留まると心地良い事以外は、、、と二元に囚われ、自我を固めてしまいますが、、、)様々な覚者と呼ばれる方々が「静かにしていて下さい」という意味が理解できると思います。

 

 今回は映画ネタや音楽ネタもちょっと差し込んでみました。小学校の読書感想文以外で自分以外の不特定多数に思っている事や体験談を文章で伝える事は初めてなので、至らない事もあるかと思いますし、どんどんブログも見やすいように、楽しく読めるように改良していきたいと思いますのでよろしうくお願いします!

 

 私の自我はアート制作、音楽制作もしていて、踊ることも大好きです!ダンスミュージック(minimal、Jungle、Broken beats、UK,dubstep、dub techno)やアンビエント、90sHIP HOP(基本Boom Bap。一部TRAP)等、音楽も大好きです。今後ブログにアート作品等も掲載して行くので、皆さんの感想等頂けると嬉しいです!

 

 私の師、覚者・シュリー・ニサルガダッタ・マハラジは世界中から集まる探求者にタバコを吸いながら真理を伝えていたそうです(笑)

そこでついた呼び名が「タバコ売りの聖者」です。私も踊るマハラジ(笑)として自身の気づきを皆さんに伝え、感情の波に襲われ辛い状態の方の手助けになればと思います。

 

 

では、今日も記事を読んで頂き、ありがとうございました

 

 

心の一番奥より、愛と感謝を込めてー

 

自在