私は、ドッヂボールが大嫌いだ。

だって、ボールがビュンビュンとんできて
しかも、その目的は誰かにあてることなんだ。

子供の頃から、本当に恐怖でしかない。
あんなのスポーツじゃないし
楽しいなんて意味がわからない。

だけど、先生が体育の時間に
「きょうはドッヂボールだよ」というと
みんなはすごく喜ぶんだ。
そして、私はいつも憂鬱だった。


だけど、
娘には、自分みたいになってほしくなくて
素直な気持ちは言わないでいた

「ドッヂボールはたのしいよー」
なんてデマカセまで言った


私はいつも、序盤に適当にあたって
(時にはあたったふりをして笑)
外野に逃げて、友達とサボっていたけれど

娘は、最後まで逃げ切るタイプらしい

適当にごまかさないところはすごいけれど
最後まで残ると、悪目立ちするので

娘はボールなげるのもうまくないし
きっとまともにあてられないだろうから
「残ったら、ボールとって、外野にパスして、
味方を増やしたほうがいいよ!」
といつも言っていた
(やったことないくせに、偉そうに笑)


でもいつも、逃げるばかりで。
最後には当てられて…のパターンで。

だけど、私みたいに恐怖ではなく
本人が楽しめてるならいいと思っていた。


そしたら、今日!

「今日ドッヂボールでね、2人当てたよ」

ええええええっ!あてたの?


みんなビックリしてたというから、
たぶん、娘の投げたボールは
そんなすごい球じゃなかったと思う

味方にパスするつもりが
たまたま運よくあたっただけかもしれない。
(敵も、娘がなげるから油断したのかも?)


だけど!!!!

わが子がドッヂボールで敵を倒す日が来るとは!


………(感極まり中)!!



今日はわが家のドッヂボール記念日だ〜!!



これをきっかけに
娘が、もっとドッヂボールのことが…
いや「体育」がもっと楽しめて
もっと好きになってくれたらいいなぁと
心から願っております

もうね、得意じゃなくても
「楽しさ」があるならそれでいいのです。



私は、ドッヂボールは絶対やりませんが笑