介護は家族の病気や予期せぬ入院の後に急に始まることが多く、急な仕事の調整や、お友達との約束がドタキャンになってしまったり。
ちょっと介護のリズムが出来た2-3か月後にどどっと疲れが出ることもよくあります。
ご近所さんやお友達が「手伝えることがあったら言ってね」と優しい言葉を掛けてくれること嬉しいですよね。
社交辞令で「手伝えることがあったら言って」と言っている方も中にはいるかもしれませんが、多くの方は出来ることがあったら「お役に立ちたい」と思ってくれている事でしょう。そんな時のお薦め。他人でも出来ることのリストを作っておくことです。
誰でも出来ることリスト
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おむつやおしり拭きを買ってきてもらう。(パッケージを写メで撮っておいて送るか、銘柄、サイズを記入しておく)
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コストコメンバーの人に、コストコに行くついでの時に電話で教えてもらうように頼む。
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コストコ、その他のスーパーで買ってきてほしい物をリストにしておく。
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図書館で本を借りてきてもらう(返してきてもらう)。
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子供にネットで注文する方法を教えてもらう、あるいは代わりにネット注文してもらう。
この、買い物のリストは超お薦めです。うちは、Googledocで一週間の買い物リストを作り、夫と共有していますので、私が買い物をしても、夫が買い物をしても一週間の基本の物がすべてそろいます。
おむつやおしりふきなどお友達に頼むのは気が引けるかもしれませんが、子供たちが遊びに来るときに「途中で〇〇に寄って、□□□を買ってきて」と頼むのも、事前のリストがあればこそ。またお米など重い物も、ネット注文できるようにしてもらうと、体力も時間もセーブできます。
相手が「ではお手伝いお願いします」と言いやすい声の掛け方。
逆に、こちらが介護や育児、病気などの方に、「ではお願い」と受け取ってもらうにもコツが必要です。それは「具体的にどんなお手伝いが出来るか伝える事」です。
「具体的にお手伝いできることを伝える事の大切さ」と言う事のすばらしさを教えてくれた、私の尊敬するママ友康子さんのお話をしたいと思います。
「具体的にお手伝いできることを伝える事の大切さ」
息子を出産した際、予定日より10日ほど早く陣痛が来て、尚且つなかなかの難産で予定になかった帝王切開となってしまいました。
アメリカは産休が4ヵ月しかないため、妊婦さんはぎりぎりまで働くのが一般的です。私も例にもれず、前の週の金曜日まで大きなお腹を抱えて仕事をしていました。予定ではその後10日ぐらい産後の作り置きをしておいたり、出産の準備をするつもりが、産休に入って4日後に早くも陣痛がきてしまいました。
結果、家はぐちゃぐちゃ、退院してから用の予備の食事などの作り置きなど何もないまま、病院へ向かいました。そんなこんなで、帝王切開の後3泊入院したのち、首の座らない息子を連れて退院した時は正直「途方に暮れて」いました。
そんな時、たまたま電話をくださったのが康子さんです。
「そろそろ予定日かなと思って。。。」と。
そしてたまたまその日が1月2日だったこともあり、すぐおせち料理と保温瓶に入ったお雑煮を持ってきてくれました。
私と夫は両親が遠方に住んでおり、すぐに産後の助けも無い状態だったため、どれほど嬉しかったか分かりません。今でもお正月が来る度に康子さんの優しさを思い出します。
その後も、何度も「今日本町の日系スーパーにいるんだけど、お豆腐とかいるものある?あったらついでに買って持っていくけど。」とお電話をくれました。その度に「えー、お願いして良いですか、、、」と。
私のアメリカ人の夫も普通の買い物は出来るんですが、日系スーパーで買い物となると、ハードルが一挙に上がります。そんなツボを心得た康子さんの「具体的で、相手の受け取りやすいお手伝いのお申し出」のお電話、本当に神でした。
今でも周りに困っている人がいると、康子さんがしてくださったことを思い出し「どんなお手伝いだったら、相手が「では、お願いしてもいい?」と言ってくれるかな。」と考えます。
日本人は「迷惑をかけるな」と言われて育ってきた方も多く「手伝えることがあったら言ってね」と言われても「有難う、大丈夫」といって、頑張ってしまう事が多いと思います。
ですが、誰かに「甘えられるときは甘え、いつかできる時になったら、他の方に同じように親切を循環させられたらいい。」。
そう思って気楽に「お願い」出来る人が増えたらいいなーって思います。
ここまで読んでくださった貴方や周りの方に、素敵な事が沢山起こりますように~💛
