とのことでびっくり。
そう言えば、NHKで芥川也寸志さん、黒柳徹子さんとクラシックの番組をなさっていた時、私はまだ高校生でしたから、計算は合います。
84年の暮れ、京響の常任指揮者就任を控えて第九を振られた時、コーラスの仲間に入れていただきました。
初めての練習の時、コーラスの集まりがあまりに悪く、「集まるまで待っていますから、それがお嫌ならお帰りください」というキツい一発。
漸く始まった練習では歌詞からやり直し。
ヤマカズ、渡邊、若杉、小泉、小澤…、並み居る指揮者の棒で歌って慣れ切っているコーラスへの強烈な鉄槌でした。
ゲネプロでは「終わってから泣いてくださいね。演奏する方が泣いちゃいけません」と(初めてベルリンフィルを振って演奏しながら泣いた指揮者がいましたねえ)。
翌年夏には楽器屋さんのこじんまりしたスペースで、オケの方とのピアノトリオを拝聴。
などという、大昔の思い出が今日はいろいろ蘇りました。