夏にインバルさんが指揮なさるとのこと。

この曲のことを初めて知ったのはサントリーのコマーシャルでした。

歌詞は漢詩に基づいているので、中国風の水墨画のアニメーション付き。

まだマーラーが今ほど一般的でなかった時代、ほんとうに斬新な印象。

それからしばらくして、慣れない赤ん坊の世話にすっかり参ってしまった際に、なぜか主人がこの曲のレコードをかけてくれました。

グラモフォンでしたが、指揮やオケはもう忘却の彼方。

なぜ大地の歌だったかはわかりませんし、何の助けにもならないのですが、涙だけは乾きました。

そんなこんなで、少し思い入れのある曲です。