歯は命の源
生き物は自らの身体を維持するために栄養源を補給し続ける必要があります。
歯を持つ生き物は、歯を使って栄養源を体内に補給します。
そのため、歯を失えば栄養源を摂取できずに寿命を向かえることになります。
歯のある生き物にとっては、歯が存在しているかどうかが生死をも左右するということです。
人間は歯を失っても栄養源を補給する為に、かみ合わせを再建する術を持っている唯一の生き物です。
また、歯を失わないように工夫をすることもできる生き物です。
科学の進歩にはめざましいものがありますが、一度失った歯は元通りにならないのも事実です。
近い将来、再生医療のもと失われた天然の歯と同様の機能が果たせる歯を再生できる時代が来ると思いますが、現時点ではやはり健常な自分の歯があることがベスト。
健康に寿命を全うするためには、なにより健口管理が大切だと診療をとおして日々実感します。
人間は健康であることが当たり前になると、その有難さを日頃忘れてしまいがちです。
“健康管理は健口管理から”
いまいちどお口の健康に意識を向けてみてはいかがでしょうか。