直感というものは

誰にでも備わっている

 

忘れものを外出直前にふと思い出したり

事故を回避したり

ラッキーを引き寄せたり

 

あらゆる場面で感じる

自分の中から湧いてくる

予感やインスピレーション

 

 

とある夏の日の深夜に

公園でウォーキングしていた自分に湧いた

ありがたい直感の話を

ここに書き残しておきたい

 

 

 

街灯に照らされた

うす暗い公園を気楽に歩いていると

その時は突如訪れた

 

あること が起きる30秒ほど前

自分の脳裏にピカッ!と一瞬

おかしな光景が映った

 

自分がその公園を歩いているときに

何かが起きて

あっ!と驚いている光景だった

 

一連の自分の姿が数秒かけて

頭の中に流れたわけではなく

数十枚の写真を一度に見せられて

すべてを理解した感じの

 

その動きの流れが一瞬で

映像として届けられた

そんな感覚だった

 

 

自分の中に突然降りてきた

その不思議なイメージを見て

 

「んなことあるかい!」

「変なもの見せないでくれ!」

 

と自分で自分に文句を言いつつ

心のどこかで

 

(なんでそんなものイメージしたんだろう…)

 

と少し怪しみつつ

そのまま歩いていて数十秒後…

 

案の定

数十秒前に脳裏に映った通り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりと

犬のうん○を踏んだ(T_T)

 

 

 

はい 長々と前置きしておいて

お察しの通り…

 

熱帯夜だったため

素足にスポーツサンダルを履いていて

その質感が全身に伝わるほど

右足で思いっきりきれいに踏んだ…

 

なんとか素足には到達せずに済んだが

「えっ!?」と一瞬何が起きたか

分かりたくない!

知ってるけど知りたくない!

人生初のうん○さんだった…

 

どうやら飼い主さんが

愛犬のブツを持ち帰るのが

面倒だったようで

 

わざわざブツに周りの土をかけて

まるで落とし穴の罠のように

見えないようにしていたところを

ピンポイントで踏んでしまったらしい…

 

街灯の光も届かないくらいの

うす暗い公園の道で

見えてなかったということもあるが

 

頭の中に 本当に 数十秒前に

まったく同じ光景が浮かんでいた!

のだから

なんとか回避できる可能性は大いにあった

 

 

公園の洗い場で

気落ちしながらサンダルを洗い

ぼんやりと考えた

 

なぜあの天の助けを

自分は無視してしまったのか…

 

あの時立ち止まって

自分の直感を吟味していれば…

と何度悔やんだことか笑

 

サンダルは帰宅して洗剤でも洗い

キレイにはなったが

麗しい匂いが数日経っても抜けず

 

何よりそのサンダルを見るだけで

「あれを踏んだ」という記憶がよみがえるため

泣く泣く処分することになった

 

 

 

 

 

 

「なーんかうまくいく気がしてた!」

 

「なーんかイヤな気がしたんだよねー!」

 

と人間はたまに言うことがある

 

あの感覚は本当なのだ

 

ハイヤーセルフか

ハイヤーマインドか

守護天使さんか 守護霊さんか

神さまか ご先祖様か

 

誰だかは自分にはちっとも分からないが

ちょっと先の注意点を

何かしらのサインで

教えてくれているのだろう

 

自分にとっていいことであれ

よろしくないことであれ

直感からのありがたいお知らせ

 

 

眼には見えないけれど

そういうものが存在するというのは

誰でも経験から知っている

 

パッとひらめいて

別の選択をした

 

何となくこっちがいいなと感じて

そっちへ行ってみたら

嬉しい結果になったなど

 

 

そんなこと理解してるはずなのに

無視するなんて…

やれやれすっかり油断した(;´Д`)

 

 

自分には

「映像のない単なるひらめき」が多いから

はっきりこうなるよ!というあの時の映像は

レアケースだった

 

なのでこの時の直感をすぐには信じられず

無視してしまったのかもしれない笑

 

今となっては

直感ってやっぱすげーな!

という笑い話にはなるが

 

本人としてはあまり笑えず

誰にも話したことがない

数年前の夏の話である(-_-;)

 

 

自分の感覚を大切に

直感は信じたほうがいいね…