サッカー日本代表はWCでベスト16、勝ち点1で単独9位
本戦が始まる前の状態、下馬評からすれば
「世界を驚かす」まではいかないものの
「日本を驚かし」「世界に存在感を見せつける」ことはできたと感じますね。

その原動力というのは色々あると思いますが、
やはり「チーム力」といのは外せないと思います。

インタビューに答える選手たちの口から必ず聞かれること
それが「メンバー、スタッフが一丸となっている」「雰囲気が良い」
というフレーズ。
中沢選手からキャプテンを譲り受けた長谷部選手も
「このメンバー、スタッフともっともっと闘いたかった」
やんちゃな大久保選手も
「このチームでもっと闘えば、このもっと強くなる」
といったコメントを残している。
そしてチーム力の高いチームは結果を残す。
野球のWBCにおいても原ジャパンのチーム力は素晴らしく高かった。

チーム事情で大揺れに揺れたカメルーンやフランスの
グループリーグ敗退をみれば、これは明らかではないだろうか。

改めて考えてみれば、このチーム力は偶然の産物か?

前回のドイツ大会で日本代表の選手から
よく聞かれたフレーズは
「もっとコミュニケーションをとらないと」
というフレーズ。
はた目から見ていても決してうまく機能している印象は無かった。

おそらく、今回の岡田監督は、
代表チームの特殊性を理解し、
一体感を高める何かしらの施策を
打っていたのではないだろうか。

結果が出ていない状況の時ですら、
選手たちは「雰囲気は良い」と話していた。
本戦に入り、更にそこが高まった。
とても偶然の産物だとは思えない。

結果を出すには、チーム力を高めることが最も重要な要素の一つである。


さて、皆さんに質問です。

あなたの職場、チームのチーム力度は100点満点で何点でしょう?
昨年と比べ、個々人の能力は高まりましたか?
昨年と比べ、チーム全体のチーム力は高まりましたか?
これらの結果は狙っていたものですか?
結果を出すため、どのような取り組みをしましたか?
その取り組み度は、100点満点で何点でしょう?

もしあなたが、チームをまとめるリーダーなら、
チーム力を高めるために目的とゴールを設定し、
そこに向かって頭と時間と体を使って取り組まなければなりません。

きっと、日本代表のように素晴らしい結果をつくることができるはずです。
わが社のチームも日本代表に負けていませんよ(*^_^*)