『坂口健太郎が主演を務め、不思議な能力で人々を癒す青年が自分自身の過去と向き合う姿を描いたドラマ。
そこに存在しない「誰かの思い」を見ることができる未山は、その能力を使って傷ついた人々の心身を癒しながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と平穏に暮らしていた。ある日、自分の近くに謎の男が見えるようになった未山は、その思いをたどり、遠く離れた東京へやって来る。未山の高校時代の後輩でミュージシャンとして活躍するその男・草鹿は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、さらに未山の元恋人・莉子との間に起きた事件の顛末を語る。未山は草鹿を介して莉子と再会し、自らの過去と向き合うことになる。
未山の元恋人・莉子を「乃木坂46」卒業後初の映画作品となる齋藤飛鳥、現在の恋人・詩織を市川実日子、草鹿を浅香航大が演じる。行定勲が企画・プロデュースを手がけ、「世界の中心で、愛をさけぶ」などの脚本家・伊藤ちひろがオリジナル脚本と監督を務めた。
2023年製作/130分/日本 (映画comより抜粋)』
人が生きているこの世界の中には、見えるものと見えないものが混じり合っている。
誰かに見えないものが、ある人には見える。
誰かが気づかないことに、ある人は気づく。
その逆もある。
自分が生きているこの世界の中で、私は何が見えて何が見えていないのだろうか、、
そんな事を考える映画でした。
ゆったりとした流れの中で静かに生きている人達のお話なので、奇抜な展開や胸に迫る物語などを期待してみる人には向かない気がします。
答えのない物語が好きな人。
ただ、何かを感じることで満たされる人に向いている作品。
この映画は、言葉にしてしまうのはもったいない何かがある映画だと思いました。
私達の住んでいるこの世界は、「とてつもなく美しい詩」であり、また同時に
「人の知識では計り知れない深い深い底のある世界」なのだとそんな気もしました。