とあるスーパーで、さっきから、私をチラ見してくる女性。
なにかな?といぶかしんでいると、急に私に近づいてきて・・・・。
「さくら貝さん?!
有能です、有能優秀の母です、
お久しぶり~」
「あっ、有能さん。わからなかったはっ!
お声かけていただいて、ヨカッタッ。
優秀君は元気?」
「おかげさまで。
優秀は、都立一番高校に行っているの。
うっかりちゃん(娘の名前)も元気?
地域一番中等教育学校へ行ったんだったっけ?
高校はそのまま上へ?」
「いや、いや、うちは、底辺学園よ。
すっかり学園カラーに染まっちゃって、楽しくやっているわ、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
優秀君の方はどう?高校生活、楽しんでる?
進学校だから、だから、授業の予習復習、大変でしょう?」
「学校は楽しいみたい。
勉強は~、ん~~、好きみたいだからぁ~、全然、大変じゃないみたいよ~」
(あっ、そうですか、失礼しました・・・・)
有能さんちは、公立中高一貫校一本勝負で、小学生のころ塾ではそれ専科のクラスをとっていたようです。
当時、うちの娘の友達がたまたま有能さんと同じ塾で、中学に入ってからは、その友達経由で、
優秀君は、中受は玉砕、地元中学に進み、高校入試でリベンジを狙っている、と聞いていました。
中学校でも成績がよくて、目立ってはいたようです。
「もう、お互い、我が子が高校生なんて、ほんと、月日が流れるのは早いわね~、じゃっ、またっ!」で、話を終わらせ、
そそくさその場を立ち去りました。
しかし、うちの娘が、地域一番公立中高一貫校に進学しただなんて誤情報、どこから出たんだろう?
(んなワケないだろっ!)
優秀君ママの高笑いが聞こえてきたような一件でした。
変な汗をかいてしまったよ~。