【これな～んだ？】

そう。夢の国のドナルドですね。
色んなものを捨てさっぱりした感じが好印象。
肩？の出っ張りが気になりますね。
チャックでもあるのでしょうか。

【いらないＤＭ防衛作戦】

　ＤＭ問題ってありますよね。自分が利用したことのあるお店、例えば、美容院や家電店などはお得な情報だったり、誕生日の割引を知らせてくれるのでありがたかったりするのでそれほど気にならないのですが……

　それ以外の自分が利用することはないであろうもの、デリバリー関係や塾の案内などは頂いてもゴミになってしまうのが現状です。毎日ポストを確認して不必要なＤＭを取り出せば良いのですが面倒なときもありますよね。かといって放置しておくとＤＭがあふれるし。きちんと確認して捨てないと重要な書類も一緒に捨てたりしてしまうことも起こりえます。

　ならば、ＤＭを水際で防げば良い！つまりポストに入れることを防げば、こちら側はゴミを処分する必要はなくなりますし、企業としても余ったＤＭを他の利用する可能性のある顧客に配ることが出来るのですからみんなが幸せになれる判断だと思います。

　今回はメッセージをポストに貼付けておくことで防ぐ方法を考えてみたいと思います。手間もコストもかかりませんし、どの家庭でも導入しやすいですから。

①ごくシンプルに伝えてみる

　良いですね。非常にシンプルにこのポストが危険であることを示してます。ただ、このままではポストが危険なだけで何をしたら危険なのかがわからないので、もう少し情報を付け加える必要があります。
※余談ですが、『険』の文字がおしっこ我慢しているように見えますね。

②何をしたら危険かを示そう

　『混ぜるな！危険！』のように語呂も良く、このポストに入れては危険なんだなということが伝わると思います。しかし、これではポストに入れてしまったときのリスクが示されておりません。予め危険がどのようなものかを示しておかなければポスティングを止めることは出来ないでしょう。

③何が危険かを具体的にする

　これで、このポストにＤＭを入れるとスピア（槍）が飛び出てくることを示すことが出来ましたね。一般人にとってスピアは凶器ですから、このポストはリスクが高すぎるぞと止めてくれるに違いありません。
　しかし、ここで問題が２つ生じます。文面だけでは意味が伝わりにくいこと、そしてスピアの設置に費用がかかることです。

④まずビジュアルで訴えよう

　かなりわかりやすくなりましたね。これなら誰だって、ＤＭを入れたら、ポストからスピアが飛び出てくると思うことでしょう。
　残る問題はスピア設置問題です。Googleでも調べて見たのですが、残念ながらポストにスピアを設置してくれる業者が見つかりません。　
　（※もしかしたら、かなりニッチな業界かもしれないのでビジネスチャンスが眠っているかもしれませんね。）

⑤スピア設置問題を解決するただ一つの方法

　その昔ＤＭ大好きなＤＭ太郎がおりました。

　いつものようにＤＭ太郎がＤＭを終えて家に戻ると……

　部屋中スピアだらけになっているではありませんか？

　驚いたＤＭ太郎は最寄りの派出所にかけこみました。

　警官は親身になって事情を聞いてくれました。
　しかし、何故でしょう。警官はずっとＤＭ太郎に背をむけたままなのです。
　恐る恐るＤＭ太郎は尋ねました。「どうして、こちらを見ないのですか」と。

　「良いんですか？」と警官が振り向いた瞬間！

　そう警官はスピア（槍）だったのです……

　気を失ったＤＭ太郎は病院の診察を受け、ＤＭ過度スピア症候群（ＤＭのやり過ぎで周囲がスピアに見えてしまう奇病）だと判明し、２度とＤＭには手を出さなくなったそうです。

　ＤＭに手を出す前にもう一度自分の胸に聞いてみましょう。

　最終的に物語がキャッチコピーにまとまりましたね。なんかそれっぽい。このコピーをポストに貼ればきっとＤＭをやめてくれるはずです。

　ＤＭというのは現代社会が抱えている病の一つなのかもしれません。

ＤＭ止めますか？

人間やめますか？

決めるのはあなた。

【ヤスの即興お絵描きエッセイ１９】