曇り、五反田駅
じっくりコトコト 120円の巻(チョンチョン
大雪に巻き込まれたみなさま、大丈夫でしたか?無事に帰られましたか?
僕は帰り道、杉並区で遭難しかけました。
もうね、粉雪が目に刺さるんです。
さて、いつも営業先でうまい飯屋を探すことにすべてを傾けている制作こめっとさんですが、某日であるこの日は多忙。
都内を駆けずり回って、お昼を取れたのが夕方5時。場所は五反田
次の電車まで5分ほどある。
さて、お昼だ!!!(と言うかなんか食べたい!
固形物、固形物っと。
…この駅、立ち喰いソバ屋ないなぁ。
固形物、固形物っと
…この駅、キヨスク見つかんないなぁ。
コンビニって言っても、もう駅の中入っちゃったんだよなぁ。
ハッ!そうこうしている間に
1分半ほど経過してしまった!
電車は今にもホームに飛び込んできそうだ。
こ、固形物…。
俺は腹が減っただけなんだ。。。
、、、そんな餓死寸前の僕の背中に当たる光が!
自販機の!光が!
せめてノドだけでも潤せとのことか!?
おお!神よッッ!
いや、、、まてよ、、、
これだこれなんだ。
ピッ。ガコロン。
粒コーン!!!!!
歯ごたえのいいコーンが胃に沁み渡るなぁ。
んー。んー?んんーーー??!
まだコーンが残ってるなぁ。舌でこうやって、、、
んでは、手でトーントーンと、、、
中々に残ったコーンがトントンしても取れない。
くそっ!
このコーンは俺のもんだ!おれのもんなんだーーー!
ハタと我に返ると、黄色い帽子の少年が僕をじっと見ている
指を加えて哀れむような目で俺を見ている。
くッ!情操教育のために、コーンを諦めろとのことか!
悔しいが、致し方あるまい。
カコーーーーーーーーーン、、、、、、
無常な響きがこだました。(子供は知らない間にどっかいった)
ゴミ箱にまだ粒コーンの残った缶を捨て、僕は電車に飛び乗った。
クソ!まだまだ営業は終わらない。
明日は何が食べられるのかなぁ…
(続く…
120円(希望小売価格)