快適さってなんだろう?
自分が感じている居心地の良さを疑ったことはありますか?
好きな布団で眠れる
湯船に浸かってゆっくりと過ごす
お気に入りのお店でランチをする
この人と過ごす時間は気が楽
自分が心地良く過ごすことができ、気合いを入れずに過ごせる空間や時間があることは、日々の生活を送る上であなたに快適さやリラックスした状態を提供してくれるでしょう。
この"自分が無理なく快適に過ごせる範囲"、また"無意識に想起されるような感覚や行為のこと"を総じて"コンフォートゾーン"と呼びます。
とりわけ負担が大きく掛かることなく過ごすことができる状態や状況を示し、その行為や思考をすることに対してあなたはほぼ努力を要していないということです。
言い換えると、あなたがすでに"慣れている状態や状況、環境”のことを指します。
この"コンフォートゾーン"は快適な環境や心地良いと感じる状況や環境を指すため、あなたにとって最適な範囲や選択のように聞こえます。
しかし、実際にはこのコンフォートゾーンという存在があまり望ましくない作用をしてしまう場合もあるのです。
望ましくない作用をしているということに本人はその環境や選択に慣れているので、"望ましくない状況"を招いているという自覚がないことが多いでしょう。
側から見ると、その状況を脱した方がその人の生活も人生も明るいものになるはずと確信が持てるほどでも、本人はその状況に慣れてしまっている=本人にとってのコンフォートゾーンであるがゆえに、その状況を変える選択ができないのです。
望ましくないコンフォートゾーンの例
習慣的にファストフードを食べるということを例にとってみましょう。
ハンバーガーやフライドチキンなど、世の中には美味しいファストフードがたくさん溢れていますね。
ある人にとってはファストフードを摂取することが自分にとっては日常であり、癒しでさえあります。
今ではUber eatsやデリバリーで家から出なくとも簡単に手に入ることもあり、その人にとっては購入の手間も味も自分にとってフィットし好みであると思っている方も少なくないでしょう。
これをコンフォートゾーンの話に当てはめると
"ファストフードを習慣的に食べる"という行為がその人にとってのいまのコンフォートゾーンにあたります。
しかし、ファストフードには余計な油、糖分や塩分、添加物など、体にとって優しくないものが含まれています。
それらを摂取しつづけることは、体にとっては大変な負担になっているのです。
(でも、でも…美味しいんですよね…わかります。。私も好きです。。)
ファストフードの習慣をやめ、塩分や添加物に気を付けた食事をとるということは長期的にみると、体の健康を大切にするということに繋がります。
そして、健康な生活を手に入れるということは、不調のない快適な生活を送るということにゆくゆくは繋がってくるのです。
つまり、自分のいま認識しているコンフォートゾーンから外れたところに習慣が定着する=新しいコンフォートゾーンを作るということが、身体にとってはより良いということになりますね。
しかし、健康を考えこの食生活を脱するということは、好みである慣れた食習慣と摂取するための労力の少なさを手放さなければならないため、本人にとっては大きな負荷がかかり、一時的には快適とは程遠い状況を選択するということになるでしょう。
この例のように、いま自分が無意識にコンフォートゾーンと感じている日常が、残念ながらその人の体や心にあまり良い影響を与えていないという事実があるということなのです。
そして、新たなコンフォートゾーンにからだを馴染ませていくには、一時的に心理的負荷や労力を要することになるのです。
対人関係におけるコンフォートゾーン
毒親育ちのアダルトチルドレンや依存体質の人は、特定の相手との距離を置いた方が良いにも関わらず、その関係が自分にとってのコンフォートゾーンだと感じているので、距離を置くことが難しい場合があります。
依存的な形で誰かと関わっている場合にはこの状態に陥ってしまっていることが少なくありません。
特に過干渉気味、支配的に育てられてきた人たちにとっては、自分の意見を求められるよりも自分の生活や人生を決めてくれる…綺麗な表現をすると導いてくれるような存在を崇拝しがちになります。
過去経験した親子の関係により、そのような関係性の方が居心地が良く楽だと感じるのです。
人がその人らしい人生を歩んでいくためには”自分の意思を明確にし、採用していける環境”というものが大切になるでしょう。
しかし、アダルトチルドレンはそのような生き方に慣れていない場合もあるのです。
誰かの意見を尊重し、自分の気持ちは後回しにしてしまっている人も少なくないでしょう。
そのような性質が今現在身についてしまっている場合でも、必ずそこから脱却することはできます。
自分らしく生きるにあたって真の心地よさを感じる環境、振る舞いをあなたの目指すべきコンフォートゾーンと位置づけし、そこに向けて今のコンフォートゾーンから脱却することが大切です。
今すぐに変わるということは、簡単なことではないでしょう。
少しずつ、ゆっくりと、です。
まずは自覚することからがスタートです。
私とはどんな人間なのかを知ること。
そして、どうしていくことが自分にとっての真の心地よさであるかを知ることが大きな一歩になるのです。
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「私が感じている快適さって変なのかな…?」
そんな疑問がある方もいるでしょう。
快適さのお話に問わず、ぜひ小さなことでもご相談くださいね。
少しずつ色んな糸を一緒にほぐしていきましょう。
