鈴木天佳子です。
明日は節分ですね。
豆をまく方法と、
豆を撒く前の意識について
書いてみたいと思います。
もしかしたら、豆まきなんて・・・
と思っていらっしゃる方も
撒いてみたいと思われるかもしれませんよ。
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《節分・豆まき》
1、豆まき用の福豆を升に入れて、豆まきの直前まで神棚にお供えして、神様の力を宿すようにする。
※神棚がない場合は目線より高いタンスなどの上に、白い紙にのせてお供えをする。
2、節分の日の夕暮れ、つまり日が沈む時間に、窓を開けて、家の奥から外に向かって豆をまいていく。
『奥の部屋から鬼を追い出し、最後に福だけ入れるようにする』
3、豆をまくのは、家の主人か年男とされている。
4、掛け声は、『鬼は外、福は内』と元気良く。
5、鬼を追い払ったら、すぐに窓を閉める。
6、窓を閉めたら、すぐに自分の数え年の数だけ豆を食べる。
7、豆を食べることで、鬼退治が完了したことになる。
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方法は上記のようにしていただけたら良いのですが
ポイントは、「意識」です。
「鬼」
鬼ってどんなものだと思っていらっしゃいますか?
日本昔話にでてきた、赤鬼、青鬼のようなイメージでしょうか。
子供達にとってはそれでも良いのです。
最近は豆まきをされるご家庭も減ったようですが
できれば、豆をまいて
福を呼び込んでもらいたいと思います。
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鬼とは、『自分の雑念』だと捉えてみてはいかがでしょうか
鬼たちには様々な分野があるそうです。
赤鬼|貪欲(とんよく)……渇望・欲望
青鬼|瞋恚(しんに)……怒り・憎しみ
黄鬼(白鬼)|掉挙・悪作(じょうこ・おさ)……心が落ち着かないこと・後悔
緑鬼|昏沈・睡眠(こんじん・すいめん)……倦怠・眠気
黒鬼|疑(ぎ)……疑い
人間であれば、誰しもが持ったことがある感情ばかりですね。
鬼を別の表現で表すと『邪鬼』。
この邪気を言い換えると『邪念』。
となり、
これが転じて『雑念』となるのです。
この雑念を振り払うために、
『鬼は外』
といって、穀霊(こくれい)という英霊が宿る豆を、
『外にまいている』
というのが、『鬼は外』にのせている意味。
雑念、つまり欲を振り切って
人として正しい道を生きるために、
節分という、
『季節の変わり目』
に、自分自身を見つめ直しているのです。
まず、節分の豆まきをする上で、心掛けておくことは、
『自分の雑念を外に追い出す』
これを意識しておくことをご提案いたします。
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次に『福は内』。
福の神を呼び込むというのが一般的な説だと思います。
節分と言う節目の時期に、
改めて悪い気を出し、
福を招き入れるということです。
ですが、福を表す、別にある本当の意味、それは、
『自分の命そのもの』
という考えです。
正確には、
『内なる神』
そして、
『永遠の命・至福の心』
とも
自分にとっての本当の神様、
『福』
とは、己自身であり、これに気づくことでようやく、
『福来り』
という意味になるのです。
神様を信じる方にとっては
福の神様を迎え入れると同時に
『神を迎え入れるだけの価値ある自分』
ということを意識してみてほしいなと思います。
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諸説ある、節分。
地域の風習もありますし
どんな考え方も大切です。
季節、暦を大事にし
あなたの心を大事にすること
を毎年思い出す。
そんな慣習となたらいいなと
思っております。
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