20代からできる、「大人ニキビ」が最近とても増えています。
この大人ニキビは10代のニキビとは違う大きな特徴が二つあります。
一つはできる部位が異なる点。
とくに、あご周辺にできやすく、治りにくいうえ、
跡が残りやすいという難点があります。
もう一つは、睡眠不足やストレスで悪化するという点です。
食生活ももちろんですが、それよりも睡眠のほうがはるかに大きく影響します。
いろいろなことが少しずつ積み重なって、ニキビの原因を作り出しているのです。
たとえ昔からの習慣であっても、お肌に悪そうな習慣は
すべて改善していくのが美肌への第一歩です。
ニキビはある日突然ポツっと発生したように思えますが、
もちろんそんなことはありません。
ニキビのできるプロセスは噴火に似ています。
マグマが地下で沸々と燃えたぎっているかのようにお肌内部で炎症が起こり、
それが肌表面にポンと噴火するように出てくるのです。
肌上に出るのは最終段階だととらえると、
肌内では沸々とある程度の時間をかけてできているのです。
この表面に見えていない時期からケアすること、
すなわち「予防」が、ニキビケアの最重要事項です。
ニキビが噴火してしまってから治すのは、より大変になるからです。