【乾燥肌特集】クリームの選び方 | 32歳で”肌年齢24歳”美肌になる方法

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元アトピー肌、32歳にして”肌年齢24歳”インナーコントロール開発者のお肌について真面目に考えるブログ

クリームの油分のみで乾燥肌が改善されることはありません。



手のあかぎれを例に説明します。

なぜ、水仕事をしていると指先が割れてくるのか?


これは、乾燥が原因です。

水仕事、特にお湯を使っていると乾燥してしまいます。

特に冬、凍りそうな水で家事をするのは辛いですよね。

ついついお湯使ってしまいます。


お湯は、熱ければ熱いほど、手の皮脂を溶かして流します。

皮脂と言うのは、水分の蒸発を防いだり、肌を柔軟にしてくれたり、

外界の刺激から肌を守ってくれます。

その大切な皮脂がなくなります。


そのため、体温やお湯の温度によって水分が蒸発しやすくなって乾燥肌になります。

さらに悪いことに、水分は蒸発する際に、肌の中の水分も持っていきます。

つまり、乾燥が加速します。これを『過乾燥』と言います。


また、肌の柔軟さが失われ、カサカサのカチカチになり、割れやすくなります。

柔軟であれば、その柔らかさが吸収してくれる衝撃も、硬いと簡単に割れます。

外界の刺激にも弱くなり、ちょっとした刺激で肌トラブルが起きる敏感肌になります。


こういった原因が重なって、あかぎれになります。


皮脂がなくなってあかぎれになるなら、皮脂を補充すればいいということになります。

確かに、それも一つの方法かもしれません。


分かりやすく言うと、皮脂は油です。

だから、ハンドクリームは、油分がたくさん入っています。


「だったら、ハンドクリームであかぎれは治るのでは?」と言われそうですが、

残念ながら改善されません。


それは、あかぎれを起こしているということは、

すでに手の水分が不足している状態だということです。

水分というのは、皮脂以上に我々にとって大切なものです。

全ての活動のエネルギー源です。

もちろん、皮脂を適切に分泌するという機能もたっぷりとした水分があってこそです。


つまり、油分の前に水分を補給する必要があります。

水仕事をしていると、水分がたっぷり手に含まれてそうですが、

先ほど説明したようにまったく逆の、乾燥状態になります。


本来は、水仕事を終えた瞬間にしっかりと手を拭いて、

油分の多く含まれたクリームをこまめに塗ることで防げます。

でも、油分の多いクリームを使うと、ヌルヌル・ベタベタして、

その後の家事に差し支えます。


せめて、できることと言えば、できるだけ常温に近い水を使うことと

こまめに手についた水分を拭くことぐらいじゃないでしょうか?

料理をするのにゴム手袋はできませんしね。


そして、ある程度、落ち着いたところで、

水分と油分を補給することが肌にとってもっとも大切なことになります。

いわゆる保湿ですね。


そして、これは手だけに言えることではありません。

顔の肌にも、同じことが言えます。

手のあかぎれを顔に例えると、乾燥によって、

シミやシワなどの肌トラブルが起きている状態です。

顔があかぎれ状態の方は、保湿をしっかりとする必要があります。


乾燥肌の人が選ぶクリームの条件とは?

●香料や着色料、アルコール、石油系界面活性剤など、

乾燥肌の方が使いたくない成分が入っていないもの。

●使用時に刺激の少ないもの。

●きちんとと防腐剤が配合されているもの。

●たっぷりの水分と良質の油分が配合されているもの。

●続けれるもので、使い方がシンプルで簡単なもの。

です。