5年前の三月十一日、あの未曾有の東北大震災が起こり、何万人という人たちが犠牲になりました。
今回は5年ぶりに被災を受けた現地に入りました。
最終日に南三陸町はいり発震時刻の2時46分にこの写真のところで黙とうをしました。
寸断された国道はナビは役に立たず、迂回迂回で現地につきました。破壊された町は高台にするために土が積まれ、まったく風景の違う場所になっていました。
ここは昔若いころに仕事でよく来ていた町でありまして、どこがどうなったのか全く分かりませんでした。。
我々がそうなのですから、住み慣れた人たちはその根こそぎ持って行かれた現実をどう受け止めたらいいのか。。。
普通に生活できている私たちには想像を絶するものなのでしょう。
亡くなった方だけでなく、これからこの地で生きようとしている方たちにも頭を下げて帰途につきました。