最近では、虐待のニュースがめずらしくなくなりました。
尊い子供の命が犠牲になるケースも…。

私は今もこうして生きているから、まだマシだったのかなぁ…なんて思ったりもします。

虐待のニュースを見たり聞いたりすると、私は心が鈍く痛みます。
刃物で内側からえぐられるような。

自分自身が母親になったので、子供を愛する側の痛みももちろんあります。
でもそれ以上に、被害に遭った見知らぬ子供に、私の中の、昔のままの私が重なってしまうのです。
閉じ込めておいた記憶の扉が開きそうになり、動揺します。

いたたまれないです。


私が子供の頃は、虐待なんて言葉は聞いたこともありませんでした。
単なるしつけ、お仕置き。ちょっと厳しい親。(性的虐待は別)

今でも母は、自分が虐待をしたなんて、これっぽっちも思っていないようです。
虐待のニュースを見て普通に怒ってるし。『信じられない』とか言って。
私はその言葉の方が信じられないんですけど、って心の中だけでつっこんでおきます。
197*年、ある若い夫婦の第一子として産まれる。
両親、父方の祖父母と同居。初孫だったこともあり、祖父母にはとても可愛がられる。

5歳の時、父親の浮気が原因で両親が離婚。母親は一人で家を出て行く。 しばらく祖父母に育てられる。

6歳、母親に無理矢理引き取られる。
この時すでに、現在の養父と同居。

7歳、母親が再婚。戸籍上、養女となる。弟が産まれる。

12歳、母親の希望していた私立の中学校に合格。
そのまま同高校、同大学へと進学。

23歳、大学を1年留年して卒業。中小企業に就職。

25歳、結婚。

26歳、第一子出産。
その後、2人の子供を出産し、現在は3児の母。専業主婦。


物心ついた頃から、実母による肉体的・精神的虐待を受ける。精神的虐待は成人するまで(成人してからも)続く。
そして養父による性的虐待は小学校高学年まで…。
このことは、今まで、誰にも打ち明けたことがありません。
母のことは、近くにいた人なら気づいていたでしょうが(でも誰も助けてくれなかった)、養父のことは、私が語らなければ、永遠に闇の中でした。

心と体に刻み付けられた痛みは今も癒えることなく、私の人生をつらく苦しいものにしています。
アダルトチャイルドまたはアダルトチルドレン(複数)と称されます。

子供の成育に悪影響を与える親(虐待や家庭内暴力、アルコール依存症など)のもとで育ち、成長してもなお精神的影響を受けつづける人のことです。

ACは精神科疾患名ではありませんが、社会生活に対する違和感があったり子供時代の心的ダメージに悩み、苦しみを持っており、メンタルケア(心理療法)を必要とする場合もあります。

世間一般では、「子どものような大人」「大人になりきれていない未熟な人」といった誤解も受けているようです。


私の場合…。

両親の離婚を経て、実母と養父による虐待を受け、争いの絶えない家庭で育ちました。
成人し、結婚して家庭を持ち、自分自身が母親になった今でも、実母の支配に苦しんでいます。

ネット中に偶然みつけたサイトでACの本当の意味を知り、まさに自分がACであることを自覚しました。
今思うと、偶然ではなく必然だったのかも。
私は、自分がアダルトチャイルド(AC)であるということに、つい最近気づきました。
自分の中に、傷ついた子供のままの『もうひとりの自分』がいるということにも。


私はとても動揺しました。
そして、今までずっと心の奥にしまいこんでいた思いが一気に溢れ出て、コントロールがきかなくなりました。

周りの誰かに話すことも出来ず、どうしたらいいのかわからず、ただただうろたえるばかり。


今の私がするべきことはなんだろう。

自分なりに考えて出した答えは、まず自分の内側としっかり向き合うこと。

ぎゅうぎゅう押し込んで、蓋をして、「なかったこと」にしてきた私の過去を見つめ直すこと。


ネットの世界を検索してみると、私と同じような苦しみを抱えて生きている人が、ほかにもたくさんいることを知りました。
そしてずいぶん勇気づけられました。


私は自分の未来を変えたい。

傷ついて、隠れて泣いている私の中の子供を救いたい。


ブログという形で、ひとつひとつ、確かめながら、これからむ進むべき道を探したいと思います。