瞳月side

そこさくの収録を終え、楽屋に入った瞬間、ある光景を見てイラつく…。



石「美青~。写真撮ろ!!」
的「いいよ~」
石「キャ~かっこいい!!ありがとう!!」
凪「美青~私とも撮って~」
的「はいよ~」



私はメンバーの的野美青と付き合っている。
だが、美青はめちゃくちゃメンバーにモテる。
ましてや、今日は男装企画のため普段の倍にモテている。


そして美青も満更でもない顔をして写真を撮っている。




瞳(腹立つわ~。)

苛立ちが爆発しそうになった私は知らぬ間に…

優「ちょ…しーちゃん…」
瞳「なんや…?💢」
優「あ、あの、痛いです…。」
瞳「ん?」

優の手首をとてつもない力で掴んでいた。

瞳「あ…ごめん…」『慌てて離す』
優「いや…大丈夫だよ」
    「もしかして…美青のこと?」
瞳「うん…」
優「確かにあれはモテるよね…」
瞳「そっちは大丈夫なん?」
優「えっ…?」
瞳「美羽だよ…。付き合っとるんやろ?」
優「ん~なんかモヤモヤする。」

中「2人とも暗い顔してどうした?」
優「ゆーづ…」
瞳「あれ…」『指をさす』
中「ふーん…あれはお仕置が必要だね…」
優「あっそっか、ゆーづは璃花姉と付き合ってるのか。」
瞳「お仕置って…何するん?」
中「別に、冷たい態度取るだけだよ…笑。私という彼女がいるというのに…笑」

優「それいいかも!!さっそくやってみよう~」
中「じゃ、私たちだけ先に帰ろっか笑」
優「さんせー!!せっかくならご飯行かない?」
中「いいね」
優「しーちゃんも来る?」
瞳「うん。行く。」

美青たちをおいていき、3人でご飯を食べに行ってから家に帰った。



的野side


収録終わり、メンバーと写真を撮ってから着替えて楽屋に戻ると…

的「あれ?瞳月は?」
美「優もいない…」
石「ゆーづもだ…」

凪「その3人なら先に帰ったよ」
的「ほんと?」
凪「うん。確か、ちょうど3人が着替えに行った頃に。」

石「なんか…嫌な予感がする…」
的「なんで?」
石「帰るとき、ゆーづにやけてなかった?」
凪「ん~あっでも、3人で楽しそうに話してたよ。」
石「…ちょ、私もう帰るね!!お疲れ様!!」
的「お、お疲れ」
美「お疲れ」
凪「お疲れ~」
石『急いで楽屋を飛び出る』
凪「なんかあるのかな?」
美「さぁね」
的「私らも帰ろ」
凪「そうだね。お疲れ様」
美 的「お疲れ~」





瞳月side

ゆーづと優の3人で軽くご飯を食べ、お風呂に入り、明日の準備を済ませ、部屋のベッドに入りまったりしていると…

的「ただいま〜!!」

呑気な声で帰ってきた。

電気を消し、寝たフリをする。

しばらくすると、身体に重みを感じた…






的野side

的「ただいま〜!!」

応答がない…。寝てるのかな?
とりあえずお風呂に入り、明日の準備を済ませる。



部屋のドアを開けると暗くなっていて瞳月はベットに入っていた。ドアを閉めてそっと近づき、瞳月を抱き締める。

的「瞳月?」
瞳「……」
的「ねぇ…起きてるでしょ?」
瞳「…」

反応無し…。
そんな悪い子にはこうだ!!

的「…ッ」『瞳月の首筋に接吻』
瞳「…ッン」『身体に力を入れる』

的(いつまで耐えれるかな…😏)

今度は舌でゆっくり首筋を撫でると…

瞳「あーもう!!💢」『美青を突き飛ばす』
的「オワッ!!」『突き飛ばされる』
瞳「なんや急に!!くすぐったいわ!!💢💢」
的「やっぱ起きてた…」
瞳「で?なんの用?」
的「なんで先に帰ったの?一緒に帰りたかったのに…」
瞳「別に…早めに帰りたかっただけや。」
的「…なんか冷たくない?」
瞳「いつも通り…。」
的「嘘だ~。なんかあったでしょ?いつもと比べてあたり強いし。」

瞳(美青のせいや…)

的「もしかして…私、なんかした?」
瞳「…心当たりないん?」
的「え~っと…メンバーとたくさん写真撮ったこと…?」
瞳「……だとしたら?」
的「えっ…何?嫉妬?笑」
瞳「…💢。悪い?」
的「いや、嫉妬して怒ってる瞳月も大好きだよ笑」
瞳「……」
的「瞳月は?私のこと嫌い?」
瞳「…ッキ…」
的「ん?」
瞳「…大好き!!」
的「…本当?」
瞳「本当…。」
的「良かった…。一瞬嫌われたかと思った笑」
瞳「美青はモテ過ぎなんよ…」
的「ごめんごめん笑。けど私が1番好きなのは瞳月だけだから、安心して?」

瞳「わかった…」
的「よし…じゃあ、シよっか笑?」
瞳「…は?」
的「ん?」 
瞳「シよって…何を?」
的「さっきの続き…」

瞳「…」

さっきの続きって…

瞳「…っ!?」

そうや、寝たフリして美青を無視したら、首筋に接吻してきたんやった。

瞳「…おやすみ」

そう呟き、シーツにくるまろうとしたが、それよりもはやくに美青に捕まり押し倒される。

瞳「ちょ、美青…明日もあるからダメやって…。」
的「嫌だ…」

身長差がある為、抵抗しても敵わず、私は諦め受け入れた。







翌日  

楽屋にて…




瞳「ちょ…ほんま腰痛くなってきたんやけど💢💢」
的「大丈夫?」

瞳「今日から1ヶ月私への接触禁止や💢💢」
的「えっ!?それは無理!!ごめんて!!」
瞳「知らん💢💢」


石 凪 中 優 美(美青ドンマイ😅💧)


今日1日中、ご機嫌ななめな瞳月と
謝罪しまくる的野でした。







Fin.