実刑判決
私が勾留されていたのは東京拘置所だ。裁判で懲役5年の実刑判決を言い渡され、本当に人生のどん底にいた。
5年間って小学1年生が6年生になるじゃないかヽ(`Д´)ノプンプン なんて感じでもう完全に現実逃避していた。
5年・・・本当に長い。
とりあえず控訴する気はなかったので、刑の執行開始日までとにかく菓子類を食いまくった。そして14日後、既決房に転房。
ムショ用語では刑の執行が始まることを「アカ落ち」という。
領置調べ
アカ落ちの際に領置調べなるものがある。被告人と受刑者では所持できる物に大きな差がある。そこで、刑務官が、受刑者の部屋に入れて良いものとそうでないものの選別をかなり乱暴に行う。これは刑務官の仕事なのだが、ものすごい上から目線でクソ面倒くさそうに「オメェ、これいらねーよな?廃棄すんぞ!」というセリフが終わる前に廃棄箱に入れようとしていた。「それは手紙が入っているのでやめてください」と言ってなんとか取り戻した。
身体検査
領置調べのあとは素っ裸になる。ここで玉入れの有無、入れ墨の位置、怪我の位置
を調べられる。100人以上はいるであろうおっさんの素っ裸を見るのは、もうこの世の出来事とは思えない。自分はすでに普通の人間ではないんだと心の底から思った。
官物貸与
そして「舎房着、下着、パジャマ、シーツ、襟布、枕カバー、座布団、靴下など」が貸与される。懲役受刑者となってしまった以上、今まで使っていた私物の服や下着、防寒具などはすべて回収されてしまうのだ。ただし、これらは捨てられてしまうわけではなく、出所時(仮釈放を含む)に返却されますのでご安心を。もらった服を着ると本当に懲役になっちまったんだ・・・と悲しくなる。
※これらは宅下げも可能です。移送の際はできるだけ荷物が少ないほうが良いです。
ケツの検査はビニル袋を使って肛門の奥まで調べる?
という噂(主にYoutubeの刑務所に入るとこうなる系の動画)があるようだが大嘘。
過去のことは知らないが、現在はこのような屈辱的な検査は行われていない。
軽く「ケツ開け」と言われ、開いてみせるだけ。
ん? まさかがっかりしている人なんていないよね?
その後、X線検査を受けて終了となる。
