LOVE 2012そう。それは突然の出来事でした。夏。梅雨も開け、ジリジリと照りつけてくる太陽と共に、彼女はやって来た。一目見た瞬間、僕の体には電気が駆け巡り、そして頭の中が真っ白になった事は言うまでもないだろう。彼女の、ほんの少し赤らんだ肌と、チャームポイントのそばかす。それに加え、ガラス越しにも分かる程の、気品溢れる表情。ただただ見惚れるしかなかった。運命としか言いようのない出会い。僕は確信し、そして彼女に誘われるように手を差し伸べた。今年の夏は貴方に全てを捧げます。