こんにちは。

亀井です。

 

今回は、使命についてお伝えします。

 

そして、時間の本質についても

お伝えします。

 

ユダヤ人はこの概念を13歳から学びます。

 

ノーベル賞受賞者や大富豪が多く存在する

ユダヤ人の文化を理解するためには、

この概念が欠かせません。

 

私はこの概念を皆さんに

詳しくお伝えしたいと思います。

 

なぜなら、多くの人々が時間の使い方について

悩んでいるからです。

 

時間管理の製品やサービスは

世界中に溢れていますよね。

 

カレンダー、スケジュール帳、

アラームなどの一般的なアイテムから、

タイムマネジメントのセミナーや書籍まで、

多くのものがあります。

 

これは時間管理が多くの方にとって

一大課題だということを示しています。

 

しかし、ユダヤ人にとっての時間は

複雑なものではありません。

 

ユダヤの教えでは時間の本質は、

極めて単純なものです。

 

それは、

 

自分の使命に沿って生きているかどうか

 

ただそれだけです。

 

ユダヤ人は13歳の成人式の夜に、

必ず自分の使命について考えます。

 

成人とは社会に出ることであり、

社会でどう生きるかが人生を左右します。

 

自分の使命を定め、それに沿って生きることで、

時間の価値や重要性を実感することができます。

 

では、使命とは何でしょうか?

 

ユダヤの使命の定義は、

生まれてきた理由、

そして生きる目的を指します。

 

これらをまとめて使命と呼びます。

 

私たちは13歳の時に自分の使命を定めます。

生まれてきた理由をきちんと決めるのです。

 

自分の使命は他人が教えてくれるものではなく、

自分で決めるものです。

 

そのため、使命を見つけるというよりは、

使命と決断するという方が適切かもしれません。

 

自分で決めた使命に沿って過ごす時間は、

価値ある時間です。

 

その積み重ねこそが有意義な人生につながります。

 

一方で、使命に沿わない時間は

無駄な時間となります。

 

そして、それが無駄で消耗する人生につながるのです。

 

つまり、使命を決めて生きることが

究極の時間管理だと言っても過言ではありません。

 

使命が明確でなければ、

有意義な時間と無駄な時間を区別することが

難しくなります。

 

そのため、ユダヤ人は成人式で

自分の使命を決めます。

 

ユダヤ人でこの教えを私に教えてくれた先生の場合、

13歳の誕生日にユダヤの教育者からこのように言われました。

 

「君は明日から社会に出る。

その時、自分の使命を言いなさい。」

 

彼は驚き、反論しました。

 

「使命って何ですか?」

 

ユダヤの教育者は当然のことのように言いました。

 

「使命とは、生まれてきた理由や目的のことだよ。」

 

彼はそれを考えたことがありませんでした。

 

「15分で決めなさい。」

 

定義すら初めて知った使命を、

たった15分で決めることを求められました。

 

彼は抵抗しましたが、

教育者の言うことは絶対でした。

 

「はい、わかりました。」

 

そうして、彼はカーテンを閉めた暗闇の部屋で一人、

使命を決めることになりました。

 

ユダヤの教育者は言いました。

 

「使命は成長と共に進化するものだ。

だから、今後変わることがあっても構わない。

でも、使命がないのは問題だ。

ないものは進化しようがないからだ。」

 

進化とは、物事が次第に発展したり、

成長したりすることです。

 

初めて定める使命が完璧でなくても大丈夫です。

 

まずは何かしらの目的や理由を定めることが

重要なのです。

 

彼の使命も、自分の成長と共に進化してきました。

 

13歳の時に決めた使命は、

「歴史に名を刻む」で、

自己中心的なものだったそうです。

 

しかし現在では、自己中心的ではなく、

他者中心の使命に変わったそうです。

 

現在の彼の使命は、

 

「次世代をより良くするためのリーダーを見つけ、育成すること」

 

だそうです。

 

その使命を全うするために、

彼は活動し、この話を私に

教えてくれました。

 

私が彼に学んだユダヤの教えを伝えることで、

あなたが更に活躍でき、誰かの力になること、

あるいは人生を変えるきっかけになれば、

彼の活動は価値があると言えます。

 

先程、使命が定まっていなければ、

有意義な時間と無駄な時間を明確に

区分することができないと伝えました。

 

例を挙げてみましょう。

 

彼の使命は

 

「次世代をより良くするリーダーを見つけ、育成すること」

 

ですが、例えば毎日パチンコに通うことは、

彼の使命に沿っているでしょうか?

 

次世代をより良くすることにも、

リーダーを見つけることにも、

育成することにも関連していません。

 

したがって、彼の使命には沿っていません。

 

彼にとっては無駄で消耗する時間と言えるでしょう。

 

このように、自分の使命と照らし合わせて、

時間の価値を明確にします。

 

また、使命には面白い法則があります。

 

歴史が証明している法則です。

 

それは、

 

「他者を中心とした使命を全うして

人生を終えた人は偉人になる」

 

という法則です。

 

ガンジーやキング牧師、マザー・テレサなどは、

人々のために強い使命感を持って生きていました。

 

そして多くの人々が、彼らの使命に共感しました。

 

ガンジーは植民地からの独立を、

キング牧師は人間の平等を、

マザー・テレサは弱者への奉仕を

それぞれ求めた人々です。

 

しかし、現実問題として、

使命を持っている人は少ないです。

 

日々の生活に追われて、

自分の使命を考える機会が

なかなかありません。

 

本講座を受講しているあなたには、

この機会に使命を見つけていただきたいと

思います。

 

使命を見つけるためのポイントは

次の3つです。

 

まず、使命を決めることです。

 

自分探しをしようとインドへ一人旅をしても、

空から使命が降ってくることはありません。

 

まずは何かしらの使命を、

自分自身で決めることが必要です。

 

使命は自分で定めるものなので、

どなたでも使命を持つことができます。

 

それはあなたの意志次第です。

 

次に、使命を決めるまでの時間を

定めることです。

 

なぜなら、いつでも考えればいいとなると、

完璧を求めて結局は先延ばしにしてしまうからです。

 

期限を設けて、その期限までに

使命を見つけることが大切です。

 

最後に、強制力を使って使命を決めさせることです。

 

一人で取り組むのではなく、

仲間と一緒に発表し合うなどして、

強制力を発揮します。

 

使命には自己中心的なものと

他者中心的なものがあります。

 

自己中心的な使命は影響を受ける人数が少なく、

他者中心的な使命は影響を受ける人数が多くなります。

 

例えば、あなたの使命が

「お金持ちになること」だとしたら、

これは自己中心的な使命です。

 

なぜ他人があなたがお金持ちになるために

協力しなければならないのでしょうか?

 

彼らにはそのメリットや意義を

感じることはありません。

 

したがって、協力者は

基本的にあなた一人だけです。

 

一方で、あなたの使命が

「家族を幸せにすること」だとすると、

協力者は自ずと増えます。

 

あなたの家族や親族は協力してくれるでしょう。

 

影響の輪が広がりました。

 

しかし、それでも影響を受ける人数は

限られています。

 

より大きな使命を持つ人たちは、

「社会のために生きる」

という使命を持っています。

 

その結果、全世界の人々が共感し、

協力してくれます。

 

最初は自己中心的な使命でも構いません。

 

しかし、最終的には多くの人にとって

有益な使命に進化させてほしいと思います。

 

今日から、何でもいいので、

一つの使命を持つことから始めてみましょう。

 

以下の3ステップを順に進めてください。

 

この課題は、あなたの人生を

有意義にするためのものですので、

ぜひ実行してみてください。

 

ステップ1:

 使命を決めると決断し、

15分間のタイマーをセットします。

 

ステップ2:

15分間、あなた自身と対話をし、

自分の使命を決めます。

 

安心してください。

 

使命はいつでも変えることができます。

 

今日考えたものが違うと感じれば、

明日にでも変えることができます。

 

ステップ3:

使命を決めたら、私に教えてください。

 

時間、お金、人脈、健康。全ては

あなたの使命を全うするために存在します。

 

すべての大切なものは、

使命を全うするために存在するのです。

 

使命を持ち、それを中心に社会に貢献するあなたと、

お会いできることを楽しみにしています。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。