引きこもりがちな私、復活の一歩は毎日の散歩でした。カビの生えるような暗い部屋を抜け出すのはかなり勇気のいることです。カビの生えるような部屋にも愛着があるのです。でもお腹がすくのです。
腹ごしらえの為、コンビニとかスーパーに隠れるようにさっと行ってさっと帰ってきました。誰とも話せずに帰るのが日課でしたが、水を入れてガスレンジで温めるだけの鍋焼きうどんを買った時、初老の男性に私もこれが好きでねと言われ、気のない返事をしたのですが、帰りがけに散歩をする気になりました。
三月とは言えまだ寒い日が続く毎日、春の息吹は家の中では感じられませんでした。天気が好いのと初老の男性に声をかけられた勢いで、散歩に駆り立てられました。草木や鳥は春の来るのが待ち遠しくて、葉や花を付ける準備に待ち遠しそうに、そわそわしているかのようでした。
その後、買い物の後の散歩が日課になり、私の引きこもりも少しずつ改善されて行きました。誰からも相手にされなった自分は、きっかけが欲しかったのです。その後何するわけでもなく、自然といそしんでいるうちに、自然に元気をもらい、昔の自分が嘘のように元気になり、引きこもりが嘘のようです。
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