プロローグ ─── そりゃぁ、そうでしょう。

 

GSK / SANOFIワクチンは
2021年末まで延期予定

mail Online]2020年12月11日

 

 

 

 

2020年12月11日、イギリスが7月に契約していたGSK / SANOFIのワクチン6,000万回分は、フェーズIIの臨床試験で高齢者の免疫反応が悪かったことを理由に2021年末まで準備できない可能性が高く、来年に別の研究を開始する予定と発表されました。

 

 

イギリスが発注済みのコロナワクチン

 

  • Pfizer / BioNTech
    脂肪滴の遺伝暗号を使用し、ヒト細胞にスパイク・タンパク質を生成させるmRNAワクチン4,000万回分。

  • Oxford
    承認待ち。HPV(子宮頸がん)、髄膜炎用風邪の遺伝子組み換えワクチン。

  • Oxford / AstraZneneca
    承認待ち。ヒト細胞にスパイク・タンパク質を生成させる非活性化チンパンジー風邪ウイルス1億回分。

  • Janssen(Johnson & Johnson)
    ヒト細胞にスパイク・タンパク質を生成させる風邪の遺伝子組み換えワクチン3,000万回分。

  • NOVAVAX
    LNP製剤とスパイクタンパク質の合成コピーワクチン3,000万回分。

  • valneva
    従来型不活性化ワクチン6,000万回分。

  • GSK / SANOFI 
    2021年後半まで延期。昆虫細胞に遺伝物質を挿入したワクチン6,000万回分。
    SANOFI、medicago、三叶草と提携。LNP製剤と従来のタンパク質ベースのワクチンは2021年前半の予定。

  • moderna 
    承認待ち。ヒト細胞にスパイク・タンパク質を生成させるmRNAワクチン700万回分。アメリカの独占契約があり2021年3月予定。

 

 

エピローグ ─── 僕はワクチンに期待していないので、永遠にできなくても構わないのですけどね。LNP製剤の問題については、こちらをどうぞ。有料ですみません。