プロローグ ─── こういう方々もいるのです。
全米の法執行機関が
コロナ対策の強制を拒否
[VACCIN INPACT]2020年11月21日 ブライアン・シィルハヴィー
カルフォルニア州サクラメント郡の保安官スコット・ジョーンズは『Fox News』に出演し、サクラメント郡保安官事務所は知事による夜間外出禁止令、また、公選ではない保健機関の命令を市民には強制しないと述べました。
ヨーロッパ中で、何百万人もの人々が2度目の封鎖に抗議するために街頭に立っています。アメリカも同じように感染者が増えていますが、法執行機関はもはや命令には従わない意向です。
なぜなら、通常業務と犯罪者の取り締まりに忙しく、感謝祭にちゃんと家にいるか、マスクをせずに歩いていないかなど心配してる暇がないからです。
大多数のアメリカ人は、依然としてグローバリストがコントロールしているメディア情報を見ているかもしれませんが、コロナ対策は法律ではなく強制力がないことに気付いているのでしょうか?
今日のアメリカ人は、法律が何であるかさえ理解できないほど教育不足なのでしょう。
法律は、立法府(議会)が「法案」を提出し、それが議会で承認され、国なら大統領、州なら知事という行政府が署名してはじめて法律になります。これらを政府機関といいます。
また、行政府は「命令」を発行できますが、「命令」を発行したからといってに自動的に「合法」または「強制可能」になるわけではありません。例えパンデミックであっても。
知事によるコロナに関する「命令」は「緊急医療命令」という名前で、ほとんどの法執行機関は知事がより多くの管理を望んでいるということは理解しています。
しかし、法執行機関自身、命令に従っておらず、実際、これらの命令は健康にはほとんど、または、まったく関係がありません。したがって、法執行機関は命令の強制を拒否するというわけです。
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は感謝祭のディナーを10人以下にするよう命令しましたが、州のたくさんの保安官が命令を強制しないと宣言したため、落胆しました。
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、感謝祭に対するコロナ対策を実施しなければならないと法執行機関に警告しましたが、北部保安官らの反乱に直面しました。クオモ氏はこれに対し、「法執行官が、どの法律を執行するかを選べるとは思わない」と批判しました。
クオモさんごめんなさい、でも、あなたの命令は法律ではありません!そして、法執行機関が、感謝祭に参加したリアル犯罪者を捕まえなかったのも正しいです。
ニューメキシコ州の知事ミシェル・ルーハン・グリシャムは同様の命令を出しましたが、命令には強制力がないことを認めました。
『PBS News Hour』で放映されたインタビューの中で、ニューメキシコ州知事ミシェル・ルーハン・グリシャムは、家族集会は5人までという制限は「強制できない」と述べました。
上級特派員アムナ・ナワーズは、「ニューメキシコ州の人々に集会を5人に制限するように求めていますが、どうやって実施しますか?」と質問すると、グリシャムはこう答えました。
「重要な質問ですね。感謝祭で10人で食べていたとして、誰が感謝祭のために集まれと言ったのか、あなたは特定できますか?」
アメリカの非常に多くの人々が、強制力のない命令に従い、感謝祭の計画を台無しするのを喜んで許すというのはなんと悲しいことでしょう。
ウェストバージニア州のジム・ジャスティス知事は命令を修正し、建物内でもマスクが必要になり、拒否すれば事業を閉鎖すると脅しました。
ジャスティス知事は、事業主に命令に従わなかった得意先があれば法執行機関に電話するよう言いました。
すみませんジャスティス知事!あなたの命令は法律ではないので強制力はありません。
ウェストバージニア州検事総長パトリック・モリッシーと弁護士たちが反対し、ジャスティス知事は辞任しました。ベックリー市の弁護士ロバート・ダンラップは次のように述べています。
州知事はの人々を刑務所から開放する力を持っていて、それは許しと呼ばれます。しかし、人々には州知事を刑務所に入れる力は与えられていません。
オレゴン州のケイト・ブラウン知事がコロナ対策を守らない人々を警察に呼ぶよう要請しましたが、マリオン郡保安官事務所は、ブラウン知事の命令を執行しないと公言しました。
エピローグ ───「全米の法執行機関がコロナ対策の強制を拒否(2)」につづく・・・。