プロローグ ─── 「グレート・リセットの内容が明らかに(2)」からのつづきです。
グレート・リセット
の内容が明らかに(3)
[Global Research]2020年11月23日(2020年11月16日)ジョセフ・メルコラ博士
グランド・プラン
人々になんの利益もない資産の再分配
利害関係者の資本主義
ビッグフードのための計画
EATフォーラムと食料帝国主義の台頭
食料産業を乗っ取るため、世界経済フォーラムはEATフォーラムと提携し、世界の食料生産のアジェンダを設定しようとしています。EATフォーラムは、GSKグラクソ・スミス・クラインが所有するウェルカム・トラストと共同で設立されました。
EATフォーラムは現在、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ、オーストラリアの40近い自治体と協力しており、Google、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツが共同出資した模造肉企業インポッシブル・フーズなどと緊密な関係を維持しています。
『The Defender』が指摘しているように、最終的な目的は、健全で栄養価の高い食品を遺伝子組み換え実験室の製品に置き換えることです。
世界的な食事ガイドラインと持続可能な開発の確立に向け、EATフォーラムはユニセフ(国連児童基金)と協力しています。
EATフォーラムは、すべての食事に取って代わる「Planetary Health Diet(地球健康食事法)」を開発しました。ブリュッセル大学の食品科学とバイオ・テクノロジー教授のフェデリック・リロイは次にように語っています。
この食事療法は、実験室で作られた食品、シリアル、オイルに置き換えることで、世界の肉と乳製品の摂取量を場合によって90%も削減することを目的としています。
ヴァンダナ・シヴァ博士は、提案された食事療法を厳しく批判しています。
栄養に関するものは何もありません。単なるビジネスであり、食料システムの乗っ取りに他なりません。
EATフォーラム自身のレポートによれば、これは食料に関係する組織と企業の大幅な組み替えです。
食料システムを個人に任せると成功する可能性は低く、社会の食習慣と食品の必要性について、法律、財政措置、補助金と罰則、貿易再編、その他の経済改革や構造改革などの政策介入によって、食料システム全体を再構築しなければなりません。
シヴァ博士は、間違った手法だと述べています。あらゆる科学が、食事は地域的、地理的な生物多様性によって考えるべきだと示しています。EATフォーラムの食事は、画一的に西洋の技術と農薬で生産されるでしょう。
世界中を股にかけたロビー活動によって主権国家に強制するのは、「食料帝国主義」です。
食品とヘルスケアの未来
世界経済フォーラムの戦略的情報マップを分析することで、食の未来が向かっている方向を知ることができます。
ご覧のとおり、食料生産はトップ・ダウンで、バイオ・テクノロジー、化学、AI(人工知能)、loT(物のネット化)、デジタル経済などに結び付けています。
クラウス・シュワブと世界経済フォーラムの戦略的諜報計画の詳細については、『Covert Geopolitic』の記事,
「Breaking Down the Global Elite's Great Reset Master Plan」を参照してください。
いずれも、懸念を提起するものばかりです。おそらく、世界〝健康〟経済フォーラムが行おうとしている医療制度改革もあなたは気に入らないでしょう。
現在の資本集約的な病院中心のモデルは持続不可能で、効率もよくありません。未来の健康とヘルスケアの基盤は、精密な予防から個人に合わせたケアにいたるまで、間断なく統合されたデータ対応配達システム、バーチャル・ケア・システムを活用します。
世界経済フォーラムのヘルスケア変革を支援しているのは、ビル・ゲイツ、アストラ・ゼネカ、バイエル、ジョンソン&ジョンソン、メルク、ファイザー、ノバルティスなど、現代史上、世界最大の企業犯罪者ばかりです。
これらの企業はあらゆる犯罪を犯し、有罪により数百億ドルの罰金を支払ってきました。また、彼らが関わっているほぼすべてのベンチャー・ビジネスは利害関係に基づいています。
それでも、これらの企業が利益追求を脇に置き、食料や医療システム全体を正しい方向に導くと思いますか?
より良い復興
グレート・リセットが仕掛ける心理戦
ソーシャル・エンジニアリング
エピローグ ─── 「グレート・リセットの内容が明らかに(4)」へつづく・・・。