師長さんはこんなに頑張っている!!・・・のを誰も知らない④ | 看護職のナレッジマネジメントを支援する変な保健師~創世看匠

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看護職(受験生・大学生含)向けに、個人の学びをサポートし、個人が持つ知識やスキルをさらに促進する創世看匠(そよみしょう)のブログです。教員・臨床の経験をベースに、特に情報管理を専門としています。

こんにちは。
創世看匠(そよみしょう)のふじたです。看護職のキャリア支援と、創造的な健康支援を中心に活動している変な保健師です


(看護)師長というのは、本当に大変な仕事です。
何十人もいる部下を統率しなくてはなりませんし、医師や他の医療職との調整もとらないといけません。
そんな中、部下がそれぞれに休みたい、なんて、勤務当日に言い始めると、本来やらなくてはいけない仕事を後回しにして、まずは、その日の勤務調整から始めることになります。
そういう仕事をしているのだと、部下は知っているでしょうか。

前回も書きましたが、円滑な病棟運営というのは、師長だけの仕事ではなく、部下全員も含めて、一致団結して取り組むのが一番効果的だと私は思います。ところが、師長が、「自分の仕事」と思いこみ、抱え込んでしまっているのではないかと思うのです。だから、部下が突然休むことになっても、他の仕事を二の次にして、勤務調整に多くの時間と労力をつぎ込むことになります。

これは、部下が病棟管理に参加していないということにはなるのではないでしょうか。
休む時も、ただ休むことを連絡してくるのではなく、自分でまずできる限りの調整を試みてみて、休めると判断して、師長に相談する、くらいになると、かなりスムーズになると思います。これは、部下自身が、自分が休むと、どれだけの新たな作業が発生するか、ということを理解しているからです。
そんな風にスタッフが考えることができる、というのは、
病棟管理にスタッフ自らが参加している
ということなので、スタッフも、自分の病棟を良くしていくのは自分たち、という自覚が持てるのかと思います。

休む時というのは、いろいろなケースがありますが、例えば、子どもがいる方などは、いつ休むことになるのか、わからない、という場合もあります。しかし、子どもが熱を出すというのは、成長の過程では必ずあることなので、専門職だからこそ、そういった場合も予測して、あらかじめ、
こういう時には、○○さんに頼む
など、事前に調整しておく心構えもできると思います。それをやっておかず、わかっていたことなのに、突然言うから、
また?プンプン
という声が出てきてしまうことも多いように感じます。

私の友人も、子どもがいる人がたくさんいますが、自分が突然休むことになってもいいように、普段から、いろんな仕事を早め早めにやっている人がいました。
ある日、やっぱり休むことになりましたが、その日に必要な仕事は終わっているため、電話で説明するだけで済みました。

こういうことを言うと、子どもを持っている人へのハラスメントだとか言われそうですので、言っておきますが、私は、とりたてて、子どものいる方のことだけを言っているわけではありません。
人は、それぞれにいろんな事情を抱えていて、親の介護が必要、とか、自分も通院しているとか、いろんなことがあります。そのそれぞれに、予想外のことが起き得るということです。
しかも、ほとんどは、予想外というよりは、ある程度予想できることであって、単に準備していなかっただけ、ということが多いと思います。

それが、働く者個々のリスク管理だと思いますよ。

師長さんは、もっと勤務調整を部下たちと共有する方がいいと思います。

師長さんたちが、部下に休まれると大変だ、と言っている内容をよくよく見ますと、ポイントがあるようです。
その1つ
①スタッフが突然休む、という状況が複数回発生している
について、今まで書いてきました。

では、次のポイント
②毎回毎回調整作業をしている
については、次回に考えていきましょう。



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