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稲木「これ、見てください!」

藤原「うわっ…!」


そこにあったのは
今回私たちがやろうと
計画しはじめていた
サイトとほぼ同じ事業内容のものだった。


藤原「ここまで作りこんであるものがあったんですね。」


稲木「そうですね…。とりあえず、私資料取り寄せてみます。」


そのサイトを作っている企業様は、
当社がお手伝いさせていただきたいと考えているお客様も相手にお仕事をされていた。

稲木(すでに先を走っているこの企業様より、さらにいいサービスができないだろうか…。)

そんなことも考え、
資料を手に社長のもとに 駆け込んだ。
(※高橋さんは営業で社内にいらっしゃらなかった。)

稲木、藤原「社長!こんなサイトがありましたが、
ここはこんな風に税理士さんのブログを作成しているようです。」


社長は少しその
資料を眺め、
このような一言をおっしゃった。



社長「あ、これ高橋知ってると思うよ。何か考えてるはずだから。」


私たちはその言葉に、
(あ、私たちが心配しなくてもきちんと動いているんだ!)と思い、
また社長の言葉を聞いて、その「考え」が何かを必死に考えていた。


続く。



ところで、インフォランスの事業内容についてお話していなかったので、

ここで簡単にご紹介。

インフォランスの事業内容を一言で表すと、

「総合コンサルティング」である。


その名の通り、企業様が本業に専念できるよう、

様々なコンサルティング業務を行っている。

また、その中で今年度、新しいビジネスとして

「WEB紹介事業」が立ち上がっており、

それを新入社員で進めている。


こちらも、「ホームページを作りたい」と考えている企業様に対して、


最適なホームページ制作会社様を紹介する、という

この「税理士様向けのブログ事業」とも部分的に絡む事業である。



その「WEB制作事業」では「厳選したこだわりの20社」という

小冊子を発行する予定である。

その冊子に掲載する予定の企業様の中で、

「ブログ」に近い

「ムーバブルタイプ」というシステムに

特化している会社があった。


もともとそのシステムを使用して

税理士ブログを繋ぐポータルサイトを作る予定であったので、

このシステムを強みとするこの会社に出会った事で

より具体的な方法を考える機会となった。




次元  きら  夜景    キラキラ         



「・・・もっとうまく税理士ブログプロジェクトに活かせないか?


「既存の方法で始めることのメリットとデメリットは


「既存のサイトに関してどう感じるか?

 クライアントの購買(探索)欲求に

 答えるサイトが構築できるのではないか?


「今回の事業を始める上でインフォランスの強はなんだ?

 600人の税理士先生の希望も重視するが、

 より集客率を上げるサイトにすることにも

 もっと重点をおくべきなのではないか?」

分業が必要?」

    ・

    ・

    ・


様々な議論が交わされる。

ケータイ

さて、ここで「ムーバブルタイプとは?」

と思われた方もいらっしゃると思うので、

簡単に説明。


「ムーバブルタイプ」とは

Weblog(ウェブログ)とも言われるシステムで、

ウェブログサイトを生成、管理するサーバソフト。

Webサーバに組み込まれた「ブログ」のようなものだ。


このシステムの利点は、

①「更新が容易」であり、

②「サイトの維持費も抑えられる」ということだ。


そして、ただの「ブログ」を使用し

リンクさせるのとは違い、

③サイトの更新にも直接反映される。


税理士様それぞれのブログが更新される度に

ポータルサイトは更新され、

更新順にトップページに表示されるようにも出来、

良い情報をよりタイムリーに、来訪者に伝える事ができる。


税理士の先生方にとっても

公平な状態でポータルサイトに反映されるというのは

非常に良い形態である。


「よし!!これをより活用できる方法を考えよう!」


さらに充実した事業としてスタートできるよう、

意気込むチーム「税ブロ」であった。

 

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ブーケ2

3月3日、午後5時30分。



土曜の夕方、
会社近くのサイゼリヤに集合がかかった。

社長が藤原さんの顔が少しのに気付いた。



社長「藤原くん、どうしたの?顔赤いよ。」


藤原「えっ!?あっ走ってきたので…すみません。」



社長「いや、大丈夫ならよかった。」


皆が、
「何飲みますか?」

さりげない優しさをみせる。


いい会社だな、と思う瞬間。



飲み物が揃った所で、
改めて仕切り直しだ。


インフォランスの新事業が
動き出した瞬間。




社長 「さて、では始めますか。」

高橋藤原稲木 「よろしくお願いします。」


社長 「ところで…。」


高橋藤原稲木 「?」



社長が微笑みながら言った。


社長「藤原くん、顔赤いけど大丈夫?」

高橋、稲木は大笑い。
藤原くんはかなり焦った様子で、

藤原「ダッシュしてきたんで!!」

とすかさず切り返し。


場の雰囲気が和み、
2回目の仕切り直しで本題に入った。


社長が事業内容が書かれた紙をさっと配ってくださり、

高橋さんがそれをもとに端的に事業内容を説明をしてくださる。


高橋 「これからやろうとしてるのは、《税理士》の先生方に向けて

     ブログ開設を推進していこうというものなんだよね。」

藤原稲木 「はい。」




二人が頷くと社長は微笑んだ。


高橋 「具体的にはまずその核となるポータルサイトを作り、
     さらに今回当社に依頼頂いてブログを作られる

     お客様のサポートを行うことということになるよね。」

各先生方にコーチングを行い、


”よりスムーズにブログを開設、

維持出来るようなサービスを行う”

というのが今回の事業の概要である。



私たちがこの事業を始める理由は、ここにある。



インターネットサイトを作れない」

またインターネットサイトを作るにあたり


「なんらかのリスク(金額、手法等)を感じる」方に対して、

何か手伝いはできないだろうか・・・と考えたのである。



インターネットも成熟期に入り、

自社のサイトも持つ企業がほとんどである中、

当社とお取引のある”税理士事務所”に関しては、

「自社サイトを持たない」ところが今現在も多数存在するのだ。


時代の流れを見て、

「サイトを作る重要性を感じている」方が多くいらっしゃる。

当社としては
是非そのいをどうにか叶えてあげたい…ということである。


そして、今日。



社長から高橋、


高橋から藤原、稲木へと

話が引き継がれ、


税理士ブログ紹介事業は

動き出す運びとなった。






席に着き、Drinkバーを4人分オーダーした。