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約束の時間も刻々と迫り、ついに、08にとって
初めての取引先となる企業の方が来社された。


「いらっしゃいませ!」

インフォランスの
特徴である来客に対しての挨拶が
社内に響き渡る。


爽やかな声とは裏返しに、
08の心の中は……


全員(来たーーー!!!!!)(>_<)


みな緊張していた。
特に実際話す二人は
心臓がドキドキしているのをお互いに感じあっていた。


「はじめまして、インフォランス吉原と申します。」

まだ慣れない名刺交換を
そつなくこなす。


今回の企業は
インフォランスと全く面識がなかったところではなく、
去年来から付き合いのあるところであったため、
初めてにしてはやはり穏やかに
本題に入っていったのであろう。


緊張はもちろんあったが、
最終的にこちらの求めるものを
少しずつ伝えていくことができた。


様々な話がでてきて、
スムーズに受け答えできなかった部分もあったかもしれない。

聞いておかなければならない部分を
聞き漏らしていたかもしれない。


しかしそれでも、
学生ながらに
一つのものを作り出していく機会に触れ、
多くの困難に当たっている今の状態は
彼等を確実に成長させていた。


ビジネスは、
確実に動き出していた。


続く。






社内での準備は徐々に整理され始め、


いよいよ「社外に出る」ことが必要となってきた。


「社外に出る」というのは実際に会社から出て営業するという意味もあるが、


それ以外に「社外の人と触れ合う」という意味も含まれる。




「WEB紹介事業」を進めていく中、

DM(小冊子)の依頼先の会社が決まり、いよいよ交渉が始まるのである。




今までは、社内の馴れ合った仲間達と話す事しかなかった。


しかし、今回初めて

「社外」の人と話さなければならないのだ。



そこには、あたりまえに「ビジネスマナー」が要され、

それは08生にとっては非常に大きな「壁」であった。



「初めて」というのは誰もが緊張する。


しかし、その時に得るものというのは

想像している以上に大きい。




いざ、依頼先に電話をかける。


落ち着きがうまく調整できなくなる。


心をぐっと押さえ込み、番号を押す。




RRR・・・RRR・・・  ♪




「もしもし。インフォランスOと申しますが・・・」



                 

                      パソコン



ロケット




           メモ


 

                        メガネ




・・・そこにはどのようなやり取りがあっただろうか。


思わぬ問いかけや、

自分の知識にはない言葉を持ち出され

取り乱してしまう場面があっただろうか。



それとも、思ったよりも順調に会話ができたのだろうか。



とにかく無事、商談は進み、

次回は会社に訪問していただく事となったようだ。


いよいよ、「初対面」である。


何から話せばいいのか?

どうしたらこちらの考えがうまく伝えられるのか?

なにより、相手のペースにのせられないだろうか・・。


不安が頭をよぎる。



さて、次回「初の対面」はどうなるのだろうか・・・。




キラキラ

WEB紹介事業を進めていく上で、「やるべきこと」を
彼らはまず書き出していった。

�DM(小冊子)の作成
→DM作成依頼会社選択
→DMタイプ選択
→デザイン
→構成

�掲載企業集客
・営業
→アポ
→契約、受注

・その他
→アフターフォローの内容設定
(→収益構造の凝結)

�DM送付
→集客フォロー


「いいんじゃない?」

「いいよいいよ。」

形が見える度、
彼らの「やれる!」
「本気で楽しそうだ!」
という気持ちは高まっていった。


概要が見えてきたところで、
営業を行うにあたって、
またDM作成に必要な材料を
それぞれ集め始めた。

まず営業に関しては
・営業話法
・営業先企業探し
・提示すべきメリット集め
等。


一方、DMは
・DM依頼企業
→以前から取引のあった企業ということで決定。
→交渉からスタート。
・DMのタイプ、料金も先に決定させる運びとなった。


遠目からみると非常に順風満帆そうに見えた。


しかし実際は、慣れない作業に皆悪戦苦闘し、
ひとつひとつの仕事が難航し始めていた。


何かを進める度に壁にあたる。

「クライアントに有益なメリットはどう説明したら納得して貰えるのか・・。」

また、今まで自分たちが扱ったことのない額の商品を売る戸惑いも大きい。


さらに、弊社にとっても
新しい事業のため、社内に実績がない。

それでも顧客は「結果」を求めるだろう。

それに対して対策はどう打つのか?


語りようのない重圧が、彼らの背にかかっていた。


しかし、あくまでも明るく、
あくまでもポジティブなのが彼らである。

「じゃあDMはこの方向で提案できるよ!」

「今平気?これよりいい話法考えたんだけどどうかな?!いけると思うんだけど!」

「いいね!やってみよう!」


社内は笑顔で溢れていた。