冬の星空で思うこと… | 未来への扉を開く鍵

冬の星空で思うこと…

最近、夜空の星を眺めていると、寒いせいか私の住んでいる場所(千葉)でも

そこそこ星が見えますが、北海道で見た星空にはかないません。



世界でいうとハワイのマウナケア山頂やモンゴルの草原は、

満点の星が空いっぱいに散りばめられているそうです。



冬の夜空と言えばオリオン座が有名ですね。

オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン…



このような夜空に見える星は、どのくらいの大きさなのでしょう?



それでは、ご自分の目でお確かめ下さい。





いかがですか?

地球の小ささに驚いてしまいますね。



その小さい地球の中で、さらに塵のように小さい人間達は、

国境をつくって、考え方が違うから、人種が違うからと争いや戦争を

絶え間なく続けているんです。なんと愚かな…



最後に登場したケフェウス座W星は、赤色超巨星で

太陽の直径の約1750倍、地球の約28万倍、

土星が太陽を廻る軌道と同じくらいという

とてつもない大きな恒星です。

(※恒星とは太陽のように自ら輝く天体のこと)



もし銀河系を直径130km程度に縮尺した場合

地球が回る「太陽系全体」が2mm程度になるということですので、

巨大な赤色超巨星も銀河と比べると「点」のようなものです。



私たちの銀河系の中には約2000億の恒星があると考えられています。



さらに宇宙には銀河系のような銀河が1000億個以上もあります。



ということは、太陽系がそうであるように、

恒星一個に付き地球と同じ環境の惑星が一個あると考えれば

2000億×1000億=200垓個!?という

とてつもない数の地球のような惑星が存在する可能性があるのです。



このように宇宙全体を想像してみると、他の惑星に生物が存在しない訳がなく、

どこぞの学者が良く使う「地球は宇宙で唯一の奇跡の星」

という傲慢ともいえる言葉がむなしく響いて聞こえますね。