どのようなファイル構成?

MetaMojiが3月末に廃止になるということは皆さんご存じかと思いますが、今回はそれらの復元について考えていきたいと思います。初回はまずMetaMojiがどのような記述様式かを深堀りしていきたいと思います。
まず、MetaMoji ClassroomにはPDFファイル、JPEGファイル、そしてatdocファイルと3つの拡張子での出力方法があります。
 

そもそも拡張子ってなんやねんと思うかもしれませんが、これはファイルがどのアプリケーションで開かれるべきかをOSが判断するための識別子のことです。なので、もちろん拡張子を変更してもファイルの中身は変わりません。

それらのうち、PDF/JPEGファイルでは出力後インポートしても図形やテキストの編集ができませんが、atdocファイルではインポートすると再び図形やテキストの編集ができるようになります。つまり、atdocファイルの記述様式さえわかれば復元が可能だということです。
そこで、atdocファイルをVS Code Editorで開いてみましょう。

 

↑実際にMetaMojiファイルを開いたところ。

 

このように大量に文字化けが発生していることが分かります。
これを見ると記述様式もなにもファイルが破損しているのでは?と思われるかもしれません。しかし、これは破損しているのではなく、ファイルが圧縮されているために表示しきれていないのです。zipファイルをそのまま開くとこのような感じになるのはそれが原因だったんですね。
そこで、ファイルをatdocからzipに変換して展開してみましょう。
すると、このような中身であることが分かります。


↑展開後の中身。

非常に美しくファイルが羅列していることが分かります。

  ファイルの中身

画像ファイルなんかが分かりやすいですかね。
data1.jpgdata2.jpgは、ノート内に取り込んだ画像ファイルです。
thumbnail.1.jpgは文字の通り、サムネイル画像です。
そして難解なのが残りのxmlファイルたちです。
すべてのファイルを紹介すると長くなってしまうので、それらは次回以降に回します。代表的なもののみ紹介します。
image.1.xmlimage.2.xml
→画像ファイルのピクセル数が記述されているので、画像のスタイル指定部分と思われます。
draw.1.xml
→svgファイルの様な見た目から、図形の記述部分と思われます。
text.1.xml
→ファイル内にテキストスタイルが記述されているので、テキスト部分と思われます。
attachments.1.xml
→文字通り、画像ファイルを保存しておくためのフォルダ的役割を果たしているものと思われます。
documentsettings.1.xml
→ドキュメント全体の設定を記述するファイルと思われます。
manifest.1.xml
→ファイルの作成日時・バージョンを記述するファイルと思われます。
...と色々あります。次回以降は、それぞれのファイルがどのような記述様式かをさらに見ていきましょう。