行政書士試験の合格発表から約2週間、合格された方の中には開業に向けて動き出した方もいるかと思います。
行政書士で開業となったときに話題になるのが「専門業務をどうするか?」だと思います。
せっかくなので私の経験を少し…
私はもともと外国部学部出身ということもあり、入管業務に興味がありました。
なので入管業務を主力業務の一つにしたい、とずっと考えていましたが、なかなか仕事が来ない…
でも遺言とか他の許認可はご紹介がいただけたので、まずは目の前に来た業務をやっていました。
いくつかの許認可をやるうちに建設業許可はニーズもあるし、やり方も分かったので、まずは建設業許可をメインにしました。
建設業の場合、産廃の収集運搬や建築士事務所登録を追加で頼まれたり、建設業許可申請前に法人設立も頼まれることがあるので、建設業をやったおかげで他の許認可も経験を積むことができました。
建設業許可をメインにしつつ、民泊ブームの影響で旅館業もやるようになりました。
入管業務はやりたいと思い続けていたのですが、最初の2年ほどは他の業務ばかりやる毎日でした。
入管の研修やセミナーがあれば、できる限り受けて勉強は続けていましたけど。
そんなことを続けていたら、ある日とうとう入管業務の依頼が来たんです!
たまたま知り合った日本に暮らす外国人から突然!
そしてその依頼は上手くいき、無事認定証明書が貰えました。
そこからはあっという間に入管の依頼が増えて行き、気付けば仕事の8割は入管業務になっていました。
専門業務は開業当初から「これ!」と決めて、決めた仕事の依頼が順調に入る人もいれば、特に専門は決めていなかったけど、いろいろやっているうちに決まっていった、ということもあります。
また私のように「これ!」と思った仕事はなかなか来ず、他の業務をやる場合もあると思います。
もしあなたが「やりたい!」と思える業務があるなら、なかなかモノにならなくても諦めずに勉強を続けてください。
例え専門業務にできなかったとしても、その知識が思わぬところで役に立つこともあります。
(私も旅館業の知識が役に立ったことが何度もあります。)
もし特にやりたい業務がない、決められない、というなら、まずは取り扱う人が多い業務から始めてもいいと思います。
多くの人がやっている業務は手伝いを求められたり紹介を貰いやすいように感じます。
続けていくうちに扱う業務も増えていきますし、どこかであなた独自のカラーが出てくるでしょう。
あと扱う人が多い、ということは需要があったりマネタイズしやすい傾向があるので、事務所の経営面でも良いですし。
開業したら当然ですが自分で経営方針を決めていきます。
専門業務を決めるのかどうか、決めるなら何を選ぶのか、とても大事です。
でももし最初に決めたことが上手くいかなくても大丈夫です!
上手くいかなかったら他の方法を試してみることもできますから!