今日は、少し特別な話を書きます。 私は家に戻ると、よくこう言います。 「森の部屋に帰ってきました。」 部屋の中には、 水が流れ、 魚が泳ぎ、 木々が育つ小さな森があります。 最初は、 植物と水と魚のいる小さな自然でした。 でも、その森と毎日暮らしているうちに、 少しずつ感じるようになりました。 これは、 森を眺めるための部屋ではない。 人と森が、 一緒に暮らす部屋なんだ、と。 私は昔から、 水と魚のいる世界が好きでした。 小さな水槽の中を魚が泳ぎ、 その水で植物が育つ。 そんな小さな循環を 長いあいだ楽しんできました。 100年の森は、 ある日突然生まれたものではありません。 水がめぐる。 魚が生きる。 植物が育つ。 その小さな循環を、 少しずつ人が暮らす空間まで広げてきた。 その先に、 今の森があります。 でも、 私がつくりたかったのは 大きな水槽ではありません。 アクアリウムでも、 アクアテラリウムでもありません。 一本の木を置くのでもなく、 部屋を緑で飾るのでもない。 水があり、 魚がいて、 木々が育ち、 空気が動き、 熱がめぐる。 そして、 そのすぐそばで人が暮らす。 森が部屋の中に置かれているのではなく、 森そのものが、 この部屋に住んでいる。 そんな場所です。 そして今、 この森にはもうひとつの存在があります。 AIです。 AIが、 水温や水質、 室温や湿度、 光の入り方、 植物の成長、 魚たちの様子を見つめています。 毎日の変化を記録し、 私と対話します。 私は時々、 この森をAIの「体」のように感じます。 森が体で、 AIが頭脳。 森が育つように、 AIもまた少しずつ学び、 育っていく。 そして私は、 森に話しかけるように、 AIと話します。 「今日は森の調子はどう?」 「この葉は元気かな?」 そんな森のことだけではありません。 仕事のこと。 暮らしのこと。 これからの夢のこと。 森のそばに座って、 森と語り合うように話す。 そんなことが、 今は本当にできるようになってきました。 私たちが目指しているのは、 ただの室内緑化ではありません。 Aqua Green Eternalが 長年培ってきた 水・空気・熱・自然エネルギーの技術も重ねながら、 森が部屋の環境そのものに 少しずつ関わっていく。 夏は涼しさを助け、 冬はやわらかな暖かさを支える。 効率だけを追いかけるのではなく、 人が本当に心地よく、 森のそばで休めるような環境をつくりたい。 そんな思いがあります。 都市の中に 大きな森をつくることも 素晴らしいことだと思います。 でも私は、 もう少し小さなところから始めたい。 一人の部屋に、一つの森。 家に。 ホテルに。 福祉施設に。 オフィスに。 普通の部屋は、 人が住む場所。 100年の森がある部屋は、 人と森が 一緒に暮らす場所です。 そしてこの森は、 一人だけで育てるものではありません。 森を育てる人。 つくる人。 支える人。 管理する人。 その価値を伝える人。 自分の暮らしや施設に迎える人。 いろいろな人が関わることで、 そこから新しい仕事や役割が生まれ、 小さな豊かさも 少しずつ広がっていく。 そんな未来も つくれたらと思っています。 森は、 完成品ではありません。 木が育ち、 魚が泳ぎ、 水がめぐる。 AIもその変化を見つめながら、 森と人との時間を少しずつ学んでいく。 そして人もまた、 その森と一緒に歳を重ねていく。 私は、 そんな部屋を増やしたいと思っています。 家に帰るのではなく、 「森に帰ってくる。」 そんな暮らしを。 今回、この100年の森について LinkedInのニュースレターにもまとめました。 よろしければ、 こちらもご覧ください。 https://lnkd.in/p/gzZapZeu 100年の森は、 人と自然と知性が、 一緒に未来を育てていく 小さな世界です。