【今日のメッセージ】


水面に映る月は、その姿を波と共に変えます。



ある時は散り散りになり、ある時は波打ち、その姿を幾重にも変えていきます。



私たちが日々見ている世界は、水面に映る月のようなものです。



それは、月の一部ではありますが、月本来の姿ではありません。



私たちは普段、思考という波の上に映し出された月を見ているのです。



あなたが、ある出来事に悲しみを覚えたとします。


その出来事自体には、可も不可もありません。


それを"悲しみ"と捉えるあなたの思考があるのです。


私たちの周りで起こる様々な現象は、ただ起こっては過ぎ去っていきます。


それらは思考という波の上で様々な形に変わります。


そして、あなたはそれを通して世界を見て、触れて、感じています。


それが、あなたを"あなた"とする由縁です。


幾重にも折り重なる思考を紐解いていくと、いくつかの信念にたどり着きます。


『私は愛されていない』

『私はみじめだ』

『私には価値がない』


それらの信念からいくつもの思考の波が生まれ、月を歪ませているのです。


そして、それらの信念は"真実"ではありません。


いつかの時点であなたがそう思い込んでしまっただけなのです。


少し静かに坐って、水面に映る月を見つめてください。


それはどんな形をしていますか?


水面は大きく波打っていますか?


それとも静かですか?


幾重にも重なる波は、絶えず月を揺らし続けます。


それが今、あなたが見ている世界です。


その月は、本来の姿ではないことを知っていてください。


あなたが悲しみに暮れた時、何もかも上手くいかないと感じた時、このことを思い出してください。



それらの現実は"真実"ではありません。



どうか、本物の月の在処を探してみてください。


目の前の現実に惑わされない為にも。


本物の月の在処を見つけて下さい。